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◎不適切な発言をする政治家

 このブログ、「トヨタで生きる」で、1月21日に「中国で存在感のないトヨタ」をアップしました。日本車、特にトヨタのシェアの少なさについて、「尖閣諸島問題の背景には、靖国神社に政治家が参拝するなど、侵略戦争をまともに反省していない日本への中国の不信感がある」とのある人のコメントを付けました。

 これについて、「まだそんなこと言ってるのですか…。その程度の見識?その程度の歴史認識?その程度の外交認識か?」などの意見をいただきました。

 これは、私たちの独自の考えではありません。たとえば、日経新聞は昨年11月21日付夕刊で、「貿易赤字 10月最大5489億円 対中輸出、車が8割減」と書きました。

 そのなかで、「中国向け自動車輸出の下げ幅は、小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝で反日感情が高まった2001年10月(88・3%減)以来、11年ぶり」と指摘しました。

 朝日新聞も同日付で、「背景にあるのは、中国向け自動車輸出の不振だ。前年同月比で82・0%減った。2001年10月の同88・3%以来の大幅減。当時は小泉首相の靖国神社参拝をめぐり日中関係が緊張していたという」と指摘しました。

 中国国民は、歴史認識に対する日本の政治家の発言・言動をどう見ているのでしょうか? 

 「言論NPO」(代表・『論争 東洋経済』の工藤泰志・元編集長。アドバイザリーボードに小林陽太郎氏、宮内義彦氏ら)は、昨年6月に「第8回日中共同世論調査」(日本側の有効回収票本数は1000、中国側は1627)を発表しました。

 それによると、相手国に対して「良くない印象を持っている理由」では、「中国世論」は次のように答えています。

 ・「過去に日本と戦争をしたことがあるから」 78・6%
 ・「中国を侵略した歴史についてドイツのように正しく認識していないから」 39・9%
 ・「日本政府が尖閣諸島で強行な態度を取ったから」 39・8%
 ・「歴史問題などで不適切な発言をする政治家が相次ぐから」 33・3%

 このように中国国民は、侵略戦争にたいしまともに反省していない日本の政治家らに強い不信感を持っているのです。

99 車 尖閣問題 20121121 

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未分類 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2013/01/25 09:41
コメント
日本製の自動車を買う
→日本の労働者の給与へと中国のお金が搾取される

中国製の自動車を買う
→中国の労働者の給与へと中国のお金が循環する

輸出は止めて輸出分の生産能力を中国に移管し、現地の雇用に貢献するのが
和解への最大の近道。(棒)
No title
前回コメントした者です。
何と言えば良いのか・・・ブログ主様は日本人ですか?

まず、「不適切な発言をする政治家」とのことですが、では、ブログ主様の考える「適切な発言をする政治家」を定義して頂きたいと思います。
次に、「中国国民は、歴史認識に対する日本の政治家の発言・言動をどう見ているのでしょうか?」とありますが、この歴史認識とは、どういった歴史認識のことを言っているのでしょうか?この歴史認識が中国の主張する歴史認識であるとするならば、それが正しい歴史認識である根拠を示して下さい。
そして、中国世論が書かれていますが、ブログ主様の意見の根拠として引用しているという理解で良いでしょうか?とすれば、ブログ主様は、尖閣諸島に対して強硬な態度を取っているのは日本側であると考えているということでしょうか?

東日本大震災という国難の時、東北地方に10万人以上の自衛隊員が派遣されました。本当に頭が下がる思いです。東北地方に多くの自衛隊員が集まっている頃、つまり日本領土の防衛が手薄になっている頃、日本の領海と領空は、ある国から毎日のように侵犯されました。それは現在も続いています。
さて、我々はどうすれば良いでしょうか?

ブログ主様が、善悪二元論のみの思考から脱却できることを願います。
No title
ブログ主はCHINAを崇拝する政党の関係者です。

CHINAからお金を貰って記事を書いているんでしょうね。

「トヨタは世界1の自動車メーカーになりました。このトヨタを築いてきたのは、懸命に働いてきた私たちではないでしょうか。」

こういう図々しいこと平気で書けるタイプの人間です。

嘘を百回言えば事実になると考えているタイプの人間です。


日本人だとしても、いわゆる反日系の日本人ですね。

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