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◎トヨタ 期間従業員募集 年収425万円というが

 トヨタ自動車がこの6月、「TOWNWORK」の裏表紙の全面を使って期間従業員の募集をしています。前面に掲げているのが、「初めての方 在籍1年目 年収425万円以上可能」――という年収表示です。

 その上で、「社員登用制度有り 1495名 5年実績(2014-2018年)」と「寮費無料 寮完備 *光熱費含む」をうたっています。

 これまでになかったのが在籍1年目の年収を大きく表示していることです。たとえば昨年11月の「TOWNWORK」では、1年目の月収例として「281,090円~303、810円」でした。今年6月は、「年収425万円以上可能」などと年収表示にし、昨年より100万円以上も上回っているとしています。

 これは、月収例として283、940×12カ月分(340万7280円)に、満了慰労金/報奨金390、400円(6カ月満了)+488、000円(12カ月満了)を加え、合わせて428万5680円になるという計算です。

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 トヨタの期間従業員の募集は苦戦しています。これまでは、必要な時に、必要な人を、必要なだけ募集し、生産が落ち込むとリーマン・ショック時(2008年)の時のように契約満了で雇い止めする――「人間かんばん方式」でしたが、深刻な人手不足で期間従業員が集まらなくなっているからです。

 実際、週あたりの応募者数は、2015年が200名だったのに対し、18年は40名と5分の1に激減しています。非正規雇用の期間従業員は、これまでのように寮費無料などだけでは魅力にならないでしょう。

 日給の大幅アップや各種の手当の増額、契約期間(最長2年11カ月)の間の3~6カ月という細切れ雇用をやめる、希望する人の正社員登用――などが不可欠になっています。

 日本の大企業では、20兆円を超えるダントツの内部留保(利益剰余金)を蓄えるトヨタなら十分可能です。
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期間従業員 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/06/19 22:11
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