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◎テロ対策施設未完成なら 規制委が原発停止求める

 3年前の2016年5月8日(日)、日本共産党豊田市後援会は、恒例のバスツアーに出かけた。福井県の若狭湾に広がる三方五湖と関西電力美浜原子力発電所3号機(美浜町)を訪ねる旅で、バス2台で83人が参加した。

 その美浜原発3号機は、まだ再稼働していないが、テロ対策の施設を2021年10月までに作らなければならないのに1年半も遅れており、再稼働は施設完成までできなくなるという。

関電 美浜原発
(関西電力美浜原発=福井県美浜町)

 原子力規制委員会が4月24日の定例会合で、福島第一原発事故後に作られた新規制基準で、設置が義務づけられている原発のテロ対策施設の工事が期限までに完成しなかった場合、運転中の原発は停止を求めること、期限の延長は行わないことを確認したからである。

 若狭湾には“原発銀座”と呼ばれるほど関電などの原発が集中しているが、再稼働した関電高浜3号機は20年8月に、同4号機は同10月に原発は停止に追い込まれる見通しという。

 テロ対策施設とは、正式に「特定重大事故等対処施設」といい、図のように故意により航空機が原子炉建屋に衝突させた場合、施設から原子炉格納容器の破損を防止するためのものである。

 原子炉建物から、たとえば100m離し、施設に設けられた緊急時制御室から原子炉に注水するなどの対応をするもの。ドイツなどでは、すでに設けられているという。

特定重大事故
(原子力規制委の資料から)

 原発の中枢機能を集めた設備をもう1つ作るもので、原発1基当たり数百億円以上かかるという。大規模な工事が必要なことから、再稼働に必要な安全対策工事の審査を終えてから5年以内に設置しないと新基準に適合しなくなり、原子力規制委は運転停止を命じることができる。

 原子力規制委が17日に開いた電力会社との意見交換会では、関西、九州、四国の3電力会社の原発で、期限までに工事が完成しない見通しが示された。電力側は、当初は工事に要する期間を見通せなかったと釈明。工事が大規模かつ高難度になり「状況の変化」が生じたとし、規制委に対応を求めていた。

 定例会合で、規制委の更田豊志委員長は「参酌にたるような状況変化があったと考えられない」とのべ、「基準に不適合状態となった施設の運用を看過することはできない」と指摘した。

 最も早く期限を迎えるのは、九州電力川内原発1号機の2020年3月で、同2号機は同5月である。再稼働していた川内原発は、運転停止に追い込まれる見通しだ。

 最悪のレベル7(深刻な事故)の事故となった福島第1原発事故からわかるように、原発は水力発電や火力発電と違い、一度事故を起こしたなら放射線の放出で取り返しのつかない事故となる。原子力規制委が電力各社の言い訳を参酌しなかったのは当然だ。
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原発ゼロへ | コメント(2) | トラックバック(0) | 2019/04/25 16:23
コメント
本当にテロを懸念しているなら
情報を出すのを遠慮してはどうでしょうか

調べれば簡単でしょうが
内容を書いたり、進捗の遅れを明確にしたり

頭がおかしいのか?

中身は伏せて、いつもどおりの
批判に繋げて下さい
No title



  【拡散】国民が知らない“日本維新の会”の実態【シェア】
民進党批判などゆえ、ネット保守は【維新を神格化】しているが、それだけでいいのだろうか。大阪に実際に足を運び、耳を傾けてきた。
例えばネットで有名な足立康史議員。地元から指摘されている点は
「国会議員を目指すにあたり、母親が創価学会員で公明党からの出馬を模索するも断られ、自民党から国政を目指したが相手にされず、結局は“みんなの党”から国会議員に」という経緯の指摘。確かに、公明党の批判は見受けられない。
本当なのだろうか?という思いから、実際に大阪に赴き、足をつかって聴いてきた。
公明党との関連や、自民出馬を狙った話は「リアルで浸透」している話。仮に事実と異なるならば、ご本人から説明があって然るべきだと思う。

金持ちボンボンの麻生と安倍が、貧乏キモオタのネトウヨを操って高笑い。

  (赤尾光治 平野滋紀 042―368―1359 )




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