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◎宝の子どもを なぜ?

 銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむに勝(まさ)れる宝子に及(し)かめやも

 子どもに勝る宝はない――奈良時代の万葉歌人、山上憶良の有名な歌です(万葉集、巻5の803)。古代から、この思いは共通のもののはずです。

 小学校4年生が、父親(41)=傷害容疑で逮捕=によって殺されたのではないかという悲惨な事件に、心が暗くなりました。千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さんが自宅浴室で死亡していた事件(1月24日)です。

 同市教育委員会は2月1日、父親の暴力に、「先生、どうにかできませんか」と書いたアンケートの回答の写しを公開しました。幼い字で必死に訴えている様子が伝わってきます。

 「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか」

心愛さんのアンケート


 慄然とします。なぜ父親がわが子にこんな暴力を平然とふるっていたのかー。信じられない思いです。このアンケートを、こともあろうに市教委は父親に渡していたのです。市教委がいくら謝罪しようと、心愛さんは死亡した後です。

 子どもと、どう向き合うか。子どもに暴力をふるうのは、しつけだといって当然視されていた時代もありました。今は、どんなことがあっても許されないことです。

 子どもをしかるのは、他の子をいじめるなど暴力をふるった時などだけのはずです。なぜ、容疑者の父親は子どもを死に至らせるほど暴力をふるったのか。心愛さんのSOSをなぜ、大人たちは受けとめてやれなかったのか。――この事件からの問いは大きい。

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その他 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2019/02/04 07:44
コメント
「宝子ども」等と言いつつも幼児を捨てて不倫に走った作家やら、妻をDVで痛め付けた作家を持て囃すような事をしている。

共産党員であれば暴力は許されるかのような風潮は危険でしょう。
No title
最大の暴力の侵略戦争に反対した唯一の政党が日本共産党です。
No title
日本共産党は戦中戦前国会の外でスパイ工作や暴力や銀行強盗やってただけでしょ

国会の場で堂々と開戦に反対して大政翼賛会の候補を正面から打ち負かして当選した安倍首相の祖父の足下にも及ばない。

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