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◎「神戸発」 大震災から24年 (上)

 東日本大震災(2011年3月11日)から、もうすぐ8年になります。2018年の漢字に「災」が選ばれたように、地震、台風などの自然災害が日本列島を襲っています。

 北海道胆振東部地震、大阪府北部地震、島根県西部地震、西日本豪雨、台風21号、24号の直撃、記録的猛暑…なかでも地震は、南海トラフ地震がいつ起きても不思議ではないといわれています。

 1月17日、神戸へ小旅行に行きました。この日、神戸は阪神・淡路大震災(1995年)から24年目の日を迎えていました。6436人が犠牲になった大都市での地震でした。

 寒い明け方の午前5時46分、震度7の激震が襲いました。ビルが倒壊し、高速道路が倒れる、あちこちから火の手があがる…当日朝のテレビ映像を今でも鮮明に覚えています。

 メディアが取り上げたのは、神戸市を一望できる六甲山麓の諏訪山公園で開かれる犠牲者追悼のつどいでした。NHKは、労働者トランペッターの松平晃さん(76)=川崎市、元NEC労働者=の追悼の演奏を流していました。

 実行委員会委員長の安田秋成さん(93)=日本共産党元兵庫県議=の姿もありました。しかし、2人とも高齢化で準備が難しくなり、つどいは今年限りといいます。大震災からそれだけの年月がたったのです。

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(倒壊した家などを模型で示しています=「人と防災未来センター」)

 中央区脇浜海岸通りにある「人と防災未来センター」へ向かいました。ここで、ぜひとも行きたかったのが「震災追体験フロア」です。地震破壊のすさまじさを大型映像と音響で体験できるというのです。

 ゴーという大音響とともに、家もビルも高速道路も一瞬でつぶれ、吹っ飛ぶ。震度7とは、こんなにすさまじいのか…人間の防災力は何の役にもたたない、その7分間の追体験は、自然の猛威の恐ろしさでした。

 しかし、耐震化されていた神戸市役所1号館(1989年竣工、30階建)は、内壁・外壁などに亀裂が走った程度で済み、市民が多数避難しました。2号館(1957年竣工)は、6階部分がぺしゃんこに崩壊しました。耐震化すれば震度7でも耐えうるのです。

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(地震直後の恐怖の様子をパネルで展示しています=「人と防災未来センター」)


 東京大学地震研究所のホームページに「世界の震源分布」の地図が掲載されているのを知りました。1977年1月年から2014年12月の間に起きたM5以上の地震をプロットしたものです。

 地震が多発するところとしないところが一目瞭然です。多発するのは、日本列島、インドネシア、南北アメリカの西海岸、ニュージーランド、イラン、イタリア、ギリシアなどです。北アメリカ東海岸やイタリアなどを除くヨーロッパでは地震は極めて少ないのです。

 これは、地球の表面が十数枚のプレートに覆われており、プレートが沈み込んだりして動き、ぶつかることで地震が起きます。多発地域では、ぶつかりあっているからです。

 日本は、世界でも有数の地震国です。こんな国に原発を建設することがいかに無謀かを示している地図です。南海トラフ巨大地震が近づいているといわれています。

 気象庁は警告しています。
 「ひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています」
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その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/01/23 08:22
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