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◎9条改憲 NHK「急いで進める必要はない」が50%

 NHKは1月の世論調査を15日明らかにしました。そのうちの1つが、戦争を放棄した9条改憲問題です。NHKは、次のように伝えました。

……
 安倍総理大臣は、2020年を新しい憲法が施行される年にしたいとして、憲法改正に意欲を示しています。国会での憲法改正に向けた議論について

▽「早く進めるべき」が23%
▽「急いで進める必要はない」が50%
▽「憲法改正の議論をする必要はない」が14%でした。
……

 安倍首相の提案に同意しているのは、わずか23%にすぎません。反対に、「急いで進める必要はない」が国民の半数の50%にものぼりました。そもそも「議論をする必要はない」が14%もあります。

 日本国民の310万人、アジア・太平洋では2000万人以上が、軍国主義による侵略戦争の犠牲になりました。その反省から、戦争の放棄と戦力の不保持を9条に刻み込んだのです。

 作家の故・井上ひさしさんは、「9条の会」の9人の呼びかけ人の1人でした。常に、「畳の上で死ねる幸せ」を語っていました。中国や太平洋の島々などでの戦闘で殺されたり、餓死した兵士に比べれば、戦後は9条のおかげで畳の上で死ぬことができる幸せをつかんだのです。

3000万
(安倍9条改憲に反対する署名に応じる人=2018年12月3日、豊田駅前で)

 安倍政権は、昨年末に新「防衛計画の大綱」、「中期防衛力整備計画」を決定しました。5年間で27兆4700億円の軍事費を投入する空前の大軍拡計画です。

 2015年に、憲法違反の集団的自衛権の行使を盛り込んだ安保法制(戦争法)を強行したもとで、大軍拡計画を着々と推し進めています。「いずも」型護衛艦をステルス戦闘機・F35Bを搭載できるように改造する、事実上の空母化、敵基地攻撃能力の保有をめざして、相手の射程圏外から攻撃できる長距離巡航ミサイルの導入――など、などです。

 これらは、自民党が長年、「専守防衛」を建前としてきた自衛隊を、「海外で戦争する軍隊」へと作り変えようとするものです。

 安倍首相は、年来の改憲発議の野望を、昨年秋の臨時国会で断念に追い込まれました。しかし、「任期中改憲」「2020年新憲法施行」をあくまでも強行しようとしています。2月の自民党大会に向けた2019年運動方針原案は、改憲に「道筋を付ける覚悟」と強調しています。

 NHKの世論調査は、こうした安倍首相の暴走を、国民の大部分が認めていないことを示すものです。1月下旬に招集される通常国会では、改憲発議を絶対にさせないようにしましょう。
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戦争と平和 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2019/01/19 07:46
コメント
国民の4分の3が憲法改正の議論をすべきという回答ですね。
井上ひさしさんの元妻への過激な暴力行為は党は問題視しないのですか?
タイトル
男たちよ妻を殴って幸せですか?―ドメスティック・バイオレンスの周辺

内容説明

著名作家の妻の座は暴力に怯える日々だった。自らの体験をもとに家庭内暴力(DV)の恐ろしさとその対策を、グローバルな視点と取材で書き下ろした待望の本。苦しんでいるあなたを救います。
目次

1章 ドメスティック・バイオレンス―私自身が味わったこと
2章 苦しんでいるのはあなただけではない―私が扱った相談例から
3章 男はなぜ妻を殴るのか―DVの本質
4章 女性たちよ、アクションを起こそう―諸外国に見るDV対策
5章 現代の「駆け込み寺」として―DV撲滅への私の願い
巻末資料 DV防止法の概略全国DV相談支援センター一覧
著者紹介

西舘代志子[ニシダテヨシコ]
1940年東京生まれ。大妻女学院卒。1961年、作家・井上ひさし氏と結婚。82年劇団「こまつ座」を設立し、座長兼プロデューサーとなる。1986年、井上氏と離婚、西舘督夫氏と結婚し、劇団「みなと座」を設立。女性路線のもとに数多くの演劇活動を行ない、95年スポニチ芸術大賞を受賞。現在、ニュースキャスターの資質を問う会事務局長、日本文化をかじる会主宰、日本子守歌協会代表、西舘代志子プロデュース室代表として活躍中。自らの体験をもとにDV問題にも取り組むようになり「代志子のDV相談センター」を開設した
No title
人間の評価は、ある1点だけをもってすべきではないでしょう。万能な人間はいないからです。人間は矛盾した存在であり、全体を見ましょう。
No title
アインシュタインもです。
>人間の評価は、ある1点だけをもってすべきではないでしょう。万能な人間はいないからです。人間は矛盾した存在であり、全体を見ましょう。

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