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◎韓国で「夕方のある暮らし」 残業ふくめ週52時間まで

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、北朝鮮の金正恩労働党委員長と国境をまたいだ劇的な会談(4月27日)で注目されましたが、国内でも「夕方のある暮らし」といわれる働き方改革に着手しています。

 韓国の年間総労働時間は2000時間を超えるように、日本以上の長時間労働の国です。週40時間の法定労働時間に残業時間を加えて週68時間まで認めてきたからです。

 7月1日からは、週52時間以内と上限が大幅に短縮され、週12時間を超える残業が禁じられました。違反すると2年以下の懲役か2千万ウォン(約200万円)以下の罰金が事業主に科されます。

 日本の安倍政権も同じ時期に「働き方改革」一括法案を国会で審議してきました。いくら残業しても残業代がゼロの「残業代ゼロ制度」を「高度プロフェッショナル制度」と称して6月29日に強行成立させました。

 残業の上限規制も、原則月45時間といいますが、繁忙期には厚労省の「過労死ライン」(月80時間)を上回る「100時間未満」まで認めるものです。

 年間の過労死・過労自殺認定者が200人前後もある日本での暴挙に、全国過労死を考える家族の会は強く反対しました。広告の電通の新入社員で過労自殺した高橋まつりさん(24)の母親、幸美さんは、「絶対認めない。声を上げ続ける」と「しんぶん赤旗」日曜版(9月2日号)で語っています。

家族全員で夕食?
(日経、9月3日付から)

 大手玩具メーカーのバンダイが調査したところ、平日の夕食を家族全員がそろって食べるのは32・8%と3分の1にとどまっています。休日でやっと73・3%です(日経、9月3日付)。

 トヨタの年間総労働時間は、この20年近く1900時間台で推移し、減る兆しはありません。時短大国・ドイツの1300時間台に比べ、600時間も長くなっています。

 「家族そろって夕食を」は、長時間労働をなくそうという日本の運動から生れたスローガンです。このままでは、韓国の「夕方のある暮らし」に抜かれるかもしれません。

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その他 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2018/09/10 10:24
コメント
お前らの中途半端な動きが労働者をより苦しめることになっている

自分たちの主張に沿った一面だけ引き合いにだしても意味がない

騙せるのは惰弱な人と情緒で動く人だけ

ドイツ、日常品以外は税率20ぱ位じゃなかったかな?

共産党は2000→1300になれば税率
8→20を推奨するという事ですね
No title
フォルクスワーゲンとかのドイツの自動車メーカーは年間平均労働時間が1900時間を越えるポーランドに工場を次々と移転しているようですね。
No title
表層深層
官邸発 こじつけ数字
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-16/2018091602_04_1.html
 「アメリカでは、4年目ごとに、こじつけの数字がどっとでてくる」―。50年前の出版以来、版を重ねる『統計でウソをつく法』(ダレル・ハフ著、講談社)の一節です。4年周期は米国の選挙の時期。例えばこうです。

 1942年に900ドルだったニューヨーク州の教師の最低年俸は、共和党の知事誕生によって、48年にはニューヨーク市で2500ドル以上になった…。

 よく読むと、最初は「州」の話をしていたのに後では「市」にすり替わっています。これでは本当の給与の推移は分かりません。



最初は企業なのに、国との比較に変えるこじつけ数字を痛烈に批判していますね。

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