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◎草の根の運動で支えられている 豊田市戦争展 (下)

 豊田市産業文化センターで開かれた第31回豊田市平和のための戦争展(8月25~26日)。入場者数は1000余人にのぼった。戦争展実行委員会の代表委員の冨田好弘さんは語る。

 「参加者のなかには、自民党豊田市議やトヨタ労組の元幹部ら幅広い人がいました。詩人のアーサー・ビナードさんが米軍のトヨタ爆撃に強い関心を持ち、事前に豊田市内の戦争遺跡を案内しました。今回の戦争展でも『トヨタの戦争』に、多くの人が熱心に見入っていました。

 新聞4社が事前に報道してくれました。毎回、折り鶴を寄せてくれる人がいます。折り鶴は累計で7万9000個にもなりました。自筆の願いがびっしり書き込まれています。戦争展は、コツコツとした草の根の運動で支えられていることを実感しました。だからこそ豊田市民の大きな支持があると思います」

戦争展下5


 冨田さんが指摘するように、「トヨタと戦争」は、戦争展の目玉企画だ。豊田市は、終戦前日の1945年(昭和20年)8月14日に、現在のトヨタ自働車本社工場などに、長崎に落とされた原爆と同型の模擬原子爆弾・パンプキン3発が米軍によって投下された。

 その際、民家の床の間に刺さり、家主が保存していたパンプキンの破片が、2年前の「豊田市平和を願う戦争展」に展示され、参加者の注目を集めた。今回も戦争の“生き証人”の破片を多数の人が凝視していた。

戦争展下1

戦争展下2

戦争展下3


 今回の戦争展には、多くの高校生が参加していたのも特徴だ。10代の彼らは、戦争の遺物や写真から73年前に豊田市であった戦争から何を感じるだろうか?

 前回も書いたが、旧高岡村では10代で34人が戦争で亡くなった。前途ある若者が、真っ先に戦争の犠牲者になった。戦争展での学びで、2度と戦争を起こさせないとの思いを持って欲しい。

 豊田駅前で毎月、3日、19日に憲法9条を守ろうとの署名をしている。多くの高校生も署名をしてくれている。若い世代へ、平和の願いをバトンタッチしていきたいと強く思う。

戦争展下4

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戦争と平和 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/08/29 10:01
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