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◎100回目の高校野球 感動ありがとう!

 8月21日、甲子園での100回目の夏の高校野球の決勝戦、秋田県の金足農業対大阪府の大阪桐蔭――。試合を前にした、落語家の立川談四楼師匠のツイッターです。

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 金が足りない金足農業には笑った。その金も決勝と始業式がぶつかったこともクリアし、午後数時間の秋田県民への電話禁止令も徹底され、しかも相手は2度目の春夏連続制覇を狙う大阪桐蔭だ。桐蔭が負けると世の価値観に狂いが生じると心配の向きもあるが、ひっくり返る瞬間を見たい衝動が抑えきれない。
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 これは多くの国民の思いを代表したものでしょう。金足農の剛腕、吉田輝星の150kの豪速球、2ランスクイズでのサヨナラ…試合をへるたびに強くなる金足農に惹かれていきます。しかも、東北の公立の農業高校。

 立川師匠ならずも、常勝・大阪桐蔭が「ひっくり返る瞬間を見たい衝動が抑えきれない」のは、判官びいきの日本人だからでしょうか?

 試合は、13―2の大差。1人で投げ抜いてきた吉田投手の疲労は頂点に達していました。翌日、8月22日のスポーツ紙の大見出し。

 「深紅の大旗よりも大きな感動を故郷に届けた」

10 スポニチ 金足農
(金足農の健闘をたたえる「スポニチ」、8月22日付)

 そうです。高校野球の原点は、そのひたむきな野球への情熱です。そこから生まれる感動が人々を熱くするのです。100回の高校野球史上で最高の試合といわれ、今でも語り継がれるのが、1979年8月16日の箕島(和歌山県)対星稜(石川県)の延長18回の試合です。

 たまたま、甲子園でこの試合を見る僥倖(ぎょうこう)に恵まれました。12回裏、簑島は簡単に2死。だれもが星稜の勝利を確信しました。ところが嶋田選手が同点本塁打!

 16回裏、簑島はまたも簡単に2死。森川の打球は一塁ファウル。これで試合は星稜の勝利で終わりと思った瞬間、星稜の一塁手の加藤のスパイクが人工芝の縁に引っかかり転倒。観客席からは「あっ」という声。森川は、この後、同点ホームラン…だれもが信じられない表情で、森川がホームインする姿を見ました。

 試合は、簑島が延長18回で勝利。3時間50分、ナイターの光を今も思い出します。この3回戦で勝ち抜いた簑島は、春夏の優勝を手にします。野球の醍醐味は、こんな奇跡の試合があるからです。100回も続いた高校野球。この先、どんな試合が待っているでしょうか。
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その他 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/08/22 21:18
コメント
No title
ブラック労働やエアコンの無い小中学校を批判していたかと思いきやエアコンも無く300人以上が熱中症の疑われる症状を出した甲子園で選手が「疲労の頂点」に達することを喜ぶ。

本当に国民や選手達の事を考えるなら空調の効いたドーム球場でのプレイを訴えるんじゃ無いかな?

吉田投手を称えると言うのは
「向こうが2人で8時間働くなら、こっちは1人で16時間働かせよう」
というブラック労働精神に繋がる。

感動や優勝よりも級数制限など選手の事を考えませんか?


延長18回の伝説的な試合は「ショーとしては最高」であっても「選手としては最低」です。
「無制限の試合延長」は「無制限の労働」と同義でこんな事は繰り返さないために15回制やタイブレーク制が生まれています。

限界まで選手を酷使して奇跡を起こして感動を呼ぶなんていうブラック気質(醍醐味)は捨てましょう。
No title
球児は甲子園で投げたいから投げる・・プロで投げれなくとも・・甲子園を目指す。限界までとか投球制限とかは・・
それでは甲子園を目指した意味が無い。
肩が壊れても甲子園に青春をかける思いを大事にしたい!
初めからプロを目指すなら・・高校野球を辞退した方がすっきりする。

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