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◎サマータイム 欧州では廃止論強まる

 知人の娘さん(学校の教師)が、夏休みを利用してフィンランドへ行っています。テストがない、読書量がすごい、それでいて学力は世界のトップクラスのフィンランドに学んでくるといいます。

 そのフィンランドが18年1月に、7万人の署名を集め、EU(欧州連合)にサマータイムの廃止を求めました。8月14日付の日経新聞夕刊で読みました。よれによると――。

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 EUは加盟28カ国に共通の夏時間「デイライト・セービング・タイム(DST)」を導入している。3月の最終日曜日に時計を1時間進めて夏時間とし、10月の最終日曜日に標準時間(冬時間)へ戻すしくみだ。日照時間の長い夏の間は早い時間に仕事などを終え、まだ明るい夕刻を余暇などに有効活用するのが主なねらいだ。
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 ところがレジャー活動の活性化や、夜間のエネルギー消費を減らす効果を疑問視する声が広がるなど、夏時間の効果はわずかであるとして廃止を求める声が上がっているといいます。

EUで夏時間廃止論
(「しんぶん赤旗」、8月15日付から)

 実際、ドイツの17年の世論調査では74%が廃止すべきだと回答。フランスでも15年の調査で54%が反対と答えたといいます。欧州議会は今年2月、フィンランドの夏時間廃止を求める提案を受けて特別決議を採択。夏時間の廃止の是非を徹底的に評価し、必要なら代替案を示すように欧州委員会に求めた――と日経は伝えています。

 日経の記事だけでなく「しんぶん赤旗」(15日付)も、「夏時間 EUで廃止論」を掲載しました。EU加盟国では不眠など健康への悪影響を理由に市民の間で廃止論が強まっているとして、EU各国での廃止への動きを伝えています。

 ところが日本では、安倍首相が2020年の7~8月に開かれる東京五輪・パラリンピックの猛暑対策として夏時間の導入の検討を自民党に指示したように逆の動きをしています。

 名古屋市でも40度超えを記録するなど、今年の猛暑は気象庁が「災害」という言葉を使うほどです。東京オリンピックでは、マラソンのスタートを午前7時にしようとしています。

 猛暑の時期にオリンピックを開催するのはなぜか? 国際オリンピック委員会(IOC)に巨額な放映権料を支払っているアメリカのテレビ局が、アメリカで人気の野球のメジャーリーグやアメリカンフットボールなどの優勝決定時期が秋に重なるために、夏の開催になっているといいます。

 1964年の東京オリンピックは10月10日が開会式でした。猛暑の7~8月開催のオリンピックを承知して、日本は立候補したのです。2年後にオリンピックは迫っています。コンピュータープログラムの変更が間に合うかの声も出ています。オリンピックだけのために、拙速なサマータイムの導入は、無理があります。
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その他 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2018/08/17 17:41
コメント
反対側は楽ですなぁ
政治理念は反対することw

結果がでれば沈黙

スタンスがくそなんだよ

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