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◎安倍首相、あなたは何のためにナガサキへ来たのですか?

 73年目の8月9日を迎えた被爆地・長崎。安倍晋三首相は、被爆者をはじめ、市民から総スカンをくらいました。安倍首相が平和式典のあいさつで、国連で昨年採択された核兵器禁止条約にいっさいふれなかったからです。

 長崎原爆被災者協議会の田中重光会長は、首相と被爆者5団体との懇談で、「真意をうかがいたい」と質問。安倍首相は、核兵器保有国と非保有国との「橋渡し役」を果たしたいと、昨年から、しかも広島と同じセリフをくり返すだけでした。

 「どこかよその国の政府のようだ」と怒る田中氏。長崎県被爆者手帳友愛会の中島正徳会長は、「要望を聞いたというだけでは時間の無駄だ」と怒りをあらわにしました。

 平和宣言で田上富久市長は、「世界には1万4450発の核弾頭が存在しています」と指摘しながら、こう訴えました。

 「日本政府は、核兵器禁止条約に署名しない立場をとっています。それに対して今、300を超える地方議会が条約の署名と批准を求める声を上げています。日本政府には、唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約に賛同し、世界を非核化に導く道義的責任を果たすことを求めます」

 この後のあいさつで、安倍首相は核兵器禁止条約に何もふれなかったのです。「橋渡し役」といいながら安倍政権は、トランプ米政権が核兵器を使う姿勢を強く打ち出した新たな核軍拡計画・「核態勢見直し」(2月2日発表)を、「高く評価」(河野太郎外相)さえしているのです。

グテーレス事務総長
(平和式典であいさつする国連のグテーレス事務総長=テレビ朝日系から)

 国連の事務総長として初めて長崎の式典に出席したグテーレス氏は、「ここ長崎で、すべての国に対し核軍縮に全力で取り組み、緊急の問題として目に見える進歩を遂げるよう呼びかけます」などとのべ、核兵器禁止条約の発効を求めました。

 唯一の戦争被爆国の首相ながら、核兵器禁止のリーダーシップを取るどころか、核兵器禁止条約に背を向け続ける首相。平均年齢が82歳を超えた被爆者たちに残された時間はわずかです。核兵器禁止条約にサインする政府はまったなしです。
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戦争と平和 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/08/10 10:10
コメント
共産党「党員各位へトランプ政権の核政策はオバマ政権を踏襲していることは隠して兎に角批判するように、オバマ政権時代の共産党によるオバマ政権の核政策批判は隠すようにしなさい」
自国の総理を叩く。
公に。
お前らが、どこの国の政党なのか?

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