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◎トヨタ 「ごっこ」のムダなどなくそう

 トヨタ自動車は、労働組合との「労使拡大懇談会」を今年5月から開いていますが、7月度は吉田守孝副社長と朝倉正司常務役員が出席しました。組合の「評議会ニュース」が伝えています。

 このなかで朝倉常務は、トヨタの原点回帰ともいうべき「トヨタ生産方式(TPS)に関する今後の取り組み」を報告。従来の工場での「7つのムダ」に加え、新たに設定した事務技術系の「7つのムダ」について突っ込んで意見をのべています。

 事務技術系の「7つのムダ」とは、①会議のムダ②根回しのムダ③資料のムダ④調整のムダ⑤上司のプライドのムダ⑥マンネリのムダ⑦「ごっこ」のムダ――です。

12 キョウチクトウ
(夏の花、キョウチクトウ)

 聞き慣れないのが、⑦の「ごっこ」のムダです。これは、「シャンシャン会議?決めようとせず、その周辺ばかりをつつくことで、議論した気になってる?」と説明します。

 要するに、会議ばかりして何も決めないことを指しています。会議すること自体が目的になっているというものです。今やグローバル企業になったトヨタ。世界に人材は多様です。

 日本的な、“決められない”“決まらない”会議は、海外の人材から見ると、「ごっこ」であり、ムダそのものに見えるのでしょう。豊田章男社長がくり返して語る、電動化、自動運転化など世界の自動車産業の「100年に1度の大変革」の時代に、そんな「ごっこ」をしている暇はない、というものでしようか。

 吉田副社長は、「社長はゴッコなしで、全てをさらけだし、現場の本音を引き出すコミュニケーションを行っている」と指摘します。朝倉常務は、「その仕事を止めたら、誰が、どう困るか? 一度ゼロベースで考えてほしい」と強調します。
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職場は今 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/08/06 21:01
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