◎届かなかった過労死家族の願い 面会も拒否した首相

 安倍政権が最重要法案と位置付ける「働き方改革」一括法案の採決が6月29日、参院本会議で自民党、公明党、維新の会などの賛成で強行可決されました。

 日本共産党、国民民主党、立憲民主党、希望の会(自由・社民)、沖縄の風の野党は、「戦後最悪の労働法制大改悪だ」などとして強く反対しました。

 本会議場の傍聴席では、「過労死を考える家族の会」の人々が過労死で亡くした家族の遺影を手に、厳しい表情で審議を見守りました。法案成立後、記者会見して採決強行を批判。廃止を求めて運動を続けると表明しました。次は、「しんぶん赤旗」からです。

傍聴する過労死家族の会
(参院本会議を傍聴する過労死を考える家族の会の人びとら=「しんぶん赤旗」から)

 ☆全国過労死を考える家族の会の寺西笑子代表
 「安倍首相に面会を申し入れましたが、冷たい返答にショックを受けています。遺族の話に聞く耳を持たず、向き合ってくれないことが残念で悔しくてなりません。
 「残業代ゼロ制度」が成立し、まちがいなく過労死は増えます。これからも過労死予防と救済を求めて、遺族としての思いを伝えていきます」

 ☆過労自殺した電通社員、高橋まつりさんの母親・幸美さん
 「過労死防止と矛盾する内容で、まつりの母として、過労死遺族として納得できません。娘は夢を抱いて、入社して半年余りで、長時間労働とパワハラで追い込まれ、精神障害を発症したのです。幸せになるために働いているのに、働くことで命を失っているのが日本の現実なのです。
 命より大切な仕事なんてありません。労働者とその家族のために、命と健康を守る働き方改革を行ってほしい」

 名古屋・過労死を考える家族の会の内野博子さんは、「街頭デモに行く途中に成立のニュースが飛び込んできたので、マイクでみなさんに一報をお伝えする事になってしまいました…」とネットに怒りを書き込みました。

 日本共産党の小池晃書記局長は30日、ツイッターでつぶやきました。
 「残業代ゼロ制度の問題を告発し続け、社会的批判を広げ、制度を導入する企業が一つも生まれない状況をつくりつつ、廃止へ。たたかいはここから。たたかいはいまから」
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過労死 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2018/06/30 15:52
コメント
共産党「でも党職員は残業代ゼロで過労死しても自己責任です」

こんな体制をまず変えましょう。
劇場ですか?

過労死したなら会社に行け!

いちいち安部ちゃんに結びつけるんじゃない
No title
「党職員」のことよりもトヨタとグループで6件もある過労死のゼロを!

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