◎公明党・国交相 森友文書の調査拒否

 何がなんでも「働き方改革」一括法案やカジノ実施法案などを延長国会で通過させたい安倍政権と自民党、公明党。6月25日、参院予算委員会で安倍首相も出席して集中審議が行われました。

 日本共産党の大門実紀史議員は、森友学園問題をめぐって日本共産党が暴露した2つの内部文書やカジノ実施法案について、安倍首相や担当相の公明党の石井啓一国交相に質しました。2つの文書は、6月18日の参院決算委で辰巳孝太郎議員が示し、公表したものです。

 「文書の一つには財務省の理財局と近畿財務局のやり取りの記録を『最高裁まで争う覚悟で非公表とする』と記載されている。財務省の佐川宣寿前理財局長らの刑事処分に関し『官邸も早くということで、法務省に何度も巻きを入れている』との記述もあった」(朝日新聞「時時刻刻」、26日付)

 ところが石井国交相は、「確認は控える」と調査を拒否。大門議員は「決裁文書改ざんの動機、背景につながる重要文書だ」と指摘。「財務省は調査して文書の有無を答えている。なぜ国交省は調べることもできないのか」と厳しく批判しました。

大門質問 20180625
(安倍首相らを追及する日本共産党の大門実紀史参院議員=右側で立っている議員。NHKテレビ、6月25日)

 NHKテレビの生中継を見ていて腹が立ちました。公明党は、森友疑惑隠しでは、自民党とまったく変わらないからです。重ねて質す大門議員に、5回にわたって審議が中断。委員長が再答弁を指示したものの、石井国交相は最後まで「どういう対応ができるか検討したい」とのべるだけでした。

 同文書については、立憲民主党の福山哲郎幹事長や社民党の福島瑞穂副党首も追及しました。

 「もう一つの文書は、近畿財務局から国土交通省大阪航空局への情報提供について記されている。2015年11月に首相の妻昭恵氏付の政府職員が財務省に国有地取引の優遇措置について問い合わせたとあり、学園が開設予定だった小学校の名誉校長を昭恵氏が務めていることも付記された」(朝日新聞、同)

 大門議員は、「国会が提出を求めた文書を“隠し通す”とか、“得策かどうかで出すか決める”とか、国会を愚弄するやりとりが記されている」と指摘し、調査を強く求めました。

 大門議員はまた、取引への昭恵氏の関与を隠すために公文書が改ざん・隠ぺい・廃棄され、その末に改ざんを命じられた近畿財務局職員が自殺に追い込まれたとして、安倍首相の政治責任をただしました。

 安倍首相は、これまでと同様に改ざんと昭恵氏の関与は無関係だとのべるだけで、自身の責任に触れませんでした。明日27日は党首討論です。ここでも“モリカケ”疑惑が追及されるでしょう。

 安倍首相の顔には、延長国会を“逃げ切れば9月の自民党総裁選で3選は確実”と書いてあるように見えて仕方がありませんでした。その先にあるものは、“安倍本丸”の憲法9条の改悪です。

 片方の手で憲法違反の安保法制や共謀罪などを強行し、もう1つの手で国政を私物化する――戦後最悪の安倍政権を何としても追い詰めたいものです。
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安倍政権 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2018/06/26 15:43
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共産党の処分対象となるNGワード

民主党政権時代による日報削除方針の決定
民進党議員による獣医学部設置要望
民進党前最高顧問の支援者である加計理事長
民主党政権時代の14億の土地を実質2000万円への値引き
前川氏の天下り斡旋

そして民主党政権時代の機密費行方

以上の事実を指摘すると党内での処分対象になるためブログの本記事では取り扱えません。

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