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◎平和へのプロセスへの始まり 史上初の米朝会談

 シンガポールで開かれた史上初の米朝会談(6月12日)。米国のドナルド・トランプ大統領と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩国務委員長が署名した「共同声明」の全文(英文、日本語訳)を読みました。

 「朝鮮半島の完全な非核化への強固で揺るぎない決意」(金委員長)を表明し、「北朝鮮に対する安全の保証の提供」(トランプ大統領)を約束する――素晴らしいことではありませんか。

 朝鮮戦争(1950年)から68年。北朝鮮がミサイル発射をくり返し、6回目の核実験を強行、安倍首相が「国難突破解散」と声高に主張したのが昨2017年。こんな日が来るとは、だれが予想したでしょうか。

 対話による平和への道筋が開けました。メディアは、「共同声明」に「具体策はなし」などと書きますが、この日は平和へのプロセスの始まりです。具体化は、これからです。日本をはじめ世界の世論と運動がプロセスを完成させるのではないでしょうか。

米朝首脳会談で発表された共同声明(日経新聞)
(米朝首脳会談の後に発表された「共同声明」の全文=日本経済新聞、6月13日付)

 日本共産党の志位和夫委員長は12日、「歴史的な米朝首脳会談を心から歓迎する」との談話を発表しました。その全文を紹介します。

……
 米国のドナルド・トランプ大統領と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩国務委員長が、本日、シンガポールで米朝首脳会談を行った。

 両首脳が署名した共同声明によると、金委員長は「朝鮮半島の完全な非核化への強固で揺るぎない決意」を表明し、トランプ大統領は「北朝鮮に対する安全の保証の提供」を約束し、米朝両国が「平和と繁栄を望む両国民の願いに従って新しい米朝関係を樹立」し、「朝鮮半島に永続的で安定した平和体制を構築」することを宣言した。

 日本共産党は、長年にわたって厳しく敵対してきた米国と北朝鮮が、初の首脳会談を行い、朝鮮半島の非核化と平和体制構築をすすめ、両国関係を敵対から友好へと転換させるために努力することで合意したことに対して、心からの歓迎を表明する。

 今回の米朝首脳会談は、非核化と平和体制構築に向けたプロセスの開始である。この目標の達成には、両首脳が確認したように、今後も首脳会談を含め交渉を継続し、共同声明の合意を速やかに具体化し、誠実に履行するための真剣で持続的な努力が必要である。そのことを米朝両国に強く期待する。

 非核化と平和体制構築を実現するためには、米朝両国の努力とともに、関係各国、国際社会の協調したとりくみが必要である。平和を求め、核兵器のない世界を求める諸国民の世論と運動が不可欠である。

 とりわけ、日本政府が、日朝平壌宣言にもとづき、核・ミサイル、拉致、過去の清算など両国間の諸懸案を包括的に解決し、国交正常化のための努力をはかり、開始された平和のプロセスを促進する役割を果たすことを強く求める。拉致問題の解決も、そうした努力のなかに位置づけてこそ道が開けることを強調したい。

 日本共産党は、北朝鮮問題の「対話による平和的解決」を一貫して主張し、4月上旬には、「朝鮮半島の非核化と北東アジア地域の平和体制構築を一体的・段階的に進める」ことを関係国に要請した。この間の情勢の進展は、わが党の提唱が、関係各国の努力方向とも合致し、情勢を前向きに打開する唯一の道であることを示している。

 南北首脳会談と米朝首脳会談によって開始された平和のプロセスが成功をおさめるならば、世界史の一大転換点となり、地域の情勢を一変させるものとなるだろう。日本共産党はそのために引き続きあらゆる努力を続けるものである。
……
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戦争と平和 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/06/13 21:55
コメント
本件、党上層部の都合により北朝鮮の人権問題については一切触れません。
どんな立場や目線なのか?

対話がなしえたのは、制裁ありきだろう

安部ちゃんが、声あげてたからでないの?


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