◎トヨタ 今期の営業利益見通し1兆8500億円

 トヨタ自動車は8月4日、2018年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表しました。このなかで、18年3月期の営業利益見通しを、期首より2500億円増やし1兆8500億円と発表しました。

 2期連続の減益になるものの、前期並みの2兆円に近い営業利益を確保する見通しです。期首より5円の円安にふれていることやお家芸の原価低減で利益を押し上げるとしています。

 ダイハツと日野自動車を含めたグループの世界販売台数は、前期並みの1025万台で、期初の見通し通りとしました。

18年3月期見通し 第1四半期
(トヨタの決算プレゼンテーション資料から)

 17年1~6月の世界販売では、日産・三菱自動車・ルノー連合が独フォルクスワーゲンやトヨタを抜いて初めて世界1になりました。3グループの1000万台をめぐる激しい争いが続きそうです。

 販売台数は、日本や欧州で上方修正しました。北米は、ガソリン安でSUVなどが好調ですが、プリウスなどのセダンが苦戦のため引き下げました。

 決算発表では、「2期連続の減益を回避すべく、収益改善策の更なる積み上げに取組む」としています。

 また、プレゼンテーション資料では、異例ともいえる「競争力強化に向けた取り組み」と題した「攻め」「守り」「働き方改革」の具体例を示しています。

 「攻め」では、「重点分野(自動運転、AI、次世代環境車等)への研究開発 リソーセスシフト」などを、「守り」では、「カンパニー制を活かした即断即決による需給ギャップの早期解消」、「働き方改革」では、「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)による定型業務の自動化(レポート作成、問合せ対応等)」などをあげています。

 この日発表した4~6月の連結決算では、営業利益が前年同期比11%減の5742億円になったものの、販売台数は前年同期比で6万台余り増え259万台になったといいます。

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決算・経営計画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/08/06 07:43
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