◎だれも「誤解」などしていません

 今日7月2日(日)は、東京都議会選挙の投票日です。選挙戦最中の6月27日、稲田朋美防衛相が板橋区で、次のように自民党候補への応援演説をしました。

 「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」

 憲法、公職選挙法に違反すると指摘されて次のようにのべました。

 「誤解を招きかねない演説であり、撤回しおわび申し上げたい」
 「緊張感をもって防衛大臣としての職責を全うしていきたい」

 記者会見で稲田氏は、「誤解」の言葉を35回も使いました。菅義偉官房長官も、記者会見で稲田氏の言葉を引用し、辞任は必要ないと強弁しました。

稲田記者会見 朝日
(記者会見する稲田防衛相=6月30日、朝日新聞から)

 「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」(憲法15条)、「(自衛隊員は)選挙権の行使を除くほか、政令で定める政治的行為をしてはならない」(自衛隊法61条)

 国民は、「誤解」などしていません。憲法、公職選挙法に違反です。明快です。弁護士としても、知らないとはとても恥ずかしいことです。

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊が「戦闘行為」になっているのに、9条の問題になるからと「武力衝突」と言い換えたり、森友学園問題では、籠池泰典理事長から法律相談などを受けたことがないとのべながら、後に撤回するなど、問題発言が相次いでいます。

 野党が、任命した安倍首相に、「即刻、罷免せよ」と求めているのに、安倍首相は応じようとしません。

 戦争ができる国にするための9条改憲や靖国神社参拝など「戦前回帰」をすすめる安倍首相にとって、同根の考えを持つ稲田氏が「かわいい」(政治評論家)からでしょうか。
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安倍政権 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2017/07/02 10:24
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