◎加計学園問題 内部告発者に報復?

 安倍晋三首相の友人が理事長の「加計学園」問題で、義家弘介文科副大臣が6月13日の参院農林水産委員会で、内部告発した文科省職員を国家公務員法違反(守秘義務違反)で処分することを示唆したといいます。

 かつて、高校教師時代に「ヤンキー先生」と呼ばれ、テレビドラマにも取り上げられて共感を呼んだ義家氏。今では権力者となって、勇気を持って告発した職員を処罰しようというのです。

 国民の強い批判を受けて、「総理のご意向」と」「官邸の最高レベルが言っている」などと記した文科省の内部文書が存在するかどうかの追加調査に追い込まれたのが安倍政権と文科省です。

 義家氏のこんな答弁を聞くと、追加調査のまじめ度が疑われます。

文科省
(東京・霞が関の文部科学省が入っているビル=グーグルアースから)

 義家氏の答弁は、自由党の森ゆうこ氏の質問に答えたもの。森議員は、「今回告発した人は公益通報者にあたると思うが、権利を守る意識はあるか。…勇気を持って告発した人たちの権利を守ると言って欲しい」と問いただしました。

 義家氏は、大臣らが都合の悪い時によく使う“一般論”を口にした上で、「上司の許可無く外部に流出されることは、国家公務員法(違反)になる可能性がある」とのべたものです。

 公益通報者保護法は、通報したことで解雇など不利益を与えられないよう通報者を保護する法律です。隠ぺいを明らかにすることで、組織を守り健全にしようという正義の行動です。

 内部文書は、前川喜平・前文科事務次官が「本物」と認め、複数の現職の文科職員もパソコンで共有していたと匿名ながら勇気を持ってメディアに証言しています。

 安倍首相の国政の「私物化」を許さず、憲法で定められた「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」(第15条)という立場を堅持して内部告発した文科省職員。それを国家公務員法違反で処分することを匂わせるとは、権力をふりかざす以外のなにものでもないでしょう。
スポンサーサイト
安倍政権 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2017/06/14 08:42
コメント
No title
赤旗で大々的な違法な天下り斡旋ブローカーと取り上げられていた前川氏
匿名の通報者は斡旋を受けていないか調べるべきでは?

組織的な隠蔽や捏造の当事者がメモを創作してない可能性は?


共産党はその企みに荷担している?
No title
件の前川氏が、元総理大臣の息子さんである某代議士の義兄弟であるとのことを、共産党さんが、報じないのは、何か特別な意味があるのだろうか?

管理者のみに表示