◎愛知県で野党共闘めざし相次ぎシンポジウム (下)

 【名古屋市で「市民連合@愛知」】

 野党共闘をめざして運動している「市民連合@愛知」は5月28日(日)、名古屋市内でシンポジウム「RE:START」を開いた。約350人の参加者で会場はいっぱいになった。

 「市民連合@愛知」の呼びかけ人の安藤隆穂名大名誉教授が開会あいさつ。日本共産党の穀田恵二衆院議員・国対委員長、民進党の近藤昭一衆院議員、自由党の玉城デニー衆院議が参加。社民党の吉田忠智党首、日本共産党のもとむら伸子衆院議員、民進党の山尾志桜里衆院議員がメッセージを寄せた。

 3人の衆院議員は、「市民と野党は大義の旗をかかげ暴走する安倍政権を打倒しよう」(穀田氏)、「改憲を許さないためにも野党共闘は絶対必要」(近藤氏)、「自由に声をあげられる正しい社会を」(玉城氏)などと訴えた。

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(上から穀田、近藤、玉城の各衆院議員)

 中野晃一上智大学教授が、「市民と野党の共闘で立憲政治をつくり直す」と題して基調講演。2015年の安保法制(戦争法)反対の運動から、16年の参院選1人区での野党共闘への道筋について、市民運動の立場から、多くの困難さを克服していった例をあげながら語った。

 その上で、自民党の前回14年の衆院選小選挙区での絶対得票率(棄権した人を含めた有権者比)は24%にすぎないこと。米トランプ大統領やフランスの極右政党のルペン党首が大統領選で獲得したのもほぼ同じであることをあげ、「残り75%に、どう働きかけるかを考えるべきだ」と語った。

 後半のシンポジウムで、「安保関連法に反対するママの会」の新美加寿奈さんが、「選挙の時だけがんばってもダメだということがわかりました。今は、日常的に地域の活動をしたり、いろんな役員を引き受けでつながりを広げています」と話した。

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(シンポジウムで語る中野晃一上智大学教授=左から2人目=ら)

 三重県からは、参院選挙で野党共闘を支えた「市民連合みえ」の森原康仁・三重大学准教授が発言した。1人区の三重県で勝利したのは、芝博一民進党参院議員だ。民進党と日本共産党の間で、どのように共闘をつくりあげたのか、選挙中での有権者の期待など、三重選挙区での劇的な変化をリアルに語ってくれた。

 その上で、違いを乗り越え、立憲主義を守ることの一致点で共闘をつくりあげることの困難さはあるが、少しずつ効いてくる“漢方薬”のように頑張ることだと強調していた。特効薬は無い、という。

 愛知県は、野党共闘が難しいところだという意見が共通して出された。しかし、「市民連合@愛知」が結成され、この日のように民進党、日本共産党、自由党の衆院議員と市民が一堂に会して、安倍政権を退陣に追い込もうと心を1つにした。こうした積み重ねが“漢方薬”のように効いてくるのだと確信した。
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戦争と平和 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2017/06/08 12:23
コメント
No title
>>1人区の三重県で勝利したのは、芝博一民進党参院議員だ。民進党と日本共産党の間で、どのように共闘をつくりあげたのか、選挙中での有権者の期待など、三重選挙区での劇的な変化をリアルに語ってくれた。

日本会議のメンバーを自己陣営に取り込んだ、共産党さんい座布団3枚!
No title
大義のためなら疑惑の補助金も、性犯罪疑惑も、政治資金疑惑もOK

共産党も末期ですね。
No title
立憲主義を揺るがす民進党の外国人党首疑惑に何も指摘出来ない共産党は本当に護憲をする意志があるのか疑問。

民進党の輔弼機関か何かになったのかな?
No title
共闘先の民進党は内心の自由を否定し、気に入らない考えの人間は殺害すると公言してる人を都議選で公認したそうです。

民進党イイナリの共産党はこれにもダンマリでしょうねぇ。

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