◎豊田市で平和大行進 核兵器禁止条約への思い込め

 1958年に始まってから59年間、毎年夏にヒロシマへめざして歩き続ける平和大行進が6月2日(金)、豊田市に入ってきた。午後6時に豊田駅マック前広場で集会を開き、その後、豊田市内中心部を行進した。

 今年の平和大行進は、特別の意義を持っている。今年3月、ニューヨークの国連本部で「核兵器禁止条約」をつくるための初の交渉会議が開かれた。5月22日には、条約の草案が発表された。大行進のさなかの6月15日から7月7日まで交渉会議の第2会期が開かれる。

行進1 2017


 草案は、核兵器を法的に禁止し、核兵器全面廃絶につながるものであり、第2会期で採択される可能性がある。平和大行進や、「ヒバクシャ国際署名」など草の根の運動で核兵器廃絶へ大きくすすむのだ。

 豊田市には、終戦前日の1945年8月14日に、ナガサキに落とされた原爆と同型の核模擬爆弾が米軍によって、現在のトヨタ自動車本社工場などに落とされた。核廃絶は、豊田市民共通の願いだ。

行進2 2017

行進3 2017



 平和大行進は、全国8コースあり、このうち5月6日に東京・夢の島を出発したコースは、神奈川県、静岡県を経て愛知県入りした。夢の島には、米・水爆実験で被曝した第五福龍丸が展示してある。大行進は、原水爆禁止世界大会が開かれる広島市に8月4日に到着する。

行進4 2017

行進5 2017


 この日の豊田市での平和大行進は、金曜日とあって飲食店には多くの客がいた。外へ出てきて見ている人もいた。夜にかけての平和行進は全国でも珍しいという。

 東京からヒロシマまで歩く通し行進者の1人は、「人が多くて歩きがいがあります」と言っていた。場所によっては、だれもいない道を黙々と歩く時もあるからだという。参加者は元気に行進しながら、市の中心部を一周して豊田駅前の図書館などが入っている参合館前で解散集会を行った。

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戦争と平和 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2017/06/04 12:18
コメント
No title
こういうデモは、核兵器保有国の領事館の前でやってほしいと思います。

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