◎「独裁者は、小心で、狭量で、卑怯で、私利私欲」 小林よしのり氏

 戦前の大東亜戦争肯定論を主張するなど保守主義者を自認する漫画家の小林よしのり氏が、共謀罪法案や加計学園問題などで厳しい安倍政権批判を続けています。安倍政権が従来の保守層からも見放されているあらわれでしょう。

 小林氏は、自身のブログで6月2日、「前川前次官の『貧困女性の実地調査』は本当だった」をアップしています。今週の「週刊文春」(6月8日号)は、前川喜平・前文科事務次官が通っていたという「出会い系バー相手女性」の証言を掲載しています。

 小林氏は、「売春は全くない。本当に貧困女性の人生相談に乗ってたようで、女性から感謝されている。この女性の母親からも感謝されており、前川氏はこの件を妻にも報告していたようだ。『貧困女性の実地調査』というのは本当だったのだ」との読後感を記しています。

 前川氏は、文科省の内部文書にあった「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」は、本物だと認め安倍政権に衝撃が走りました。ところが菅義偉官房長官は5月26日、前川氏が「行政がゆがめられた」と主張していることに、「まったく当たらない」と反論しました。

 そればかりか、前川氏が出会い系バーに通っていたということについて、「常識的に、教育行政の最高責任者がそうした店に出入りして、(女性に)小遣いを渡すようなことは到底考えられない」などと前川氏を個人攻撃しました。

 前川氏がいかがわしいことをしていたかのように指摘したのです。小林氏は、それがまったく違っていたとのべ、「前川氏は、本気で貧困対策に向き合っていた『公的』な人物で、まさに『公務員』の鏡のような『公明正大』な人だったのだ」と強調しています。

 その上で、「独裁者というものは、本来的に、小心で、狭量で、卑怯で、私利私欲でしか動かないものだが、まさに安倍晋三がそのような性格で、人格において、前川氏の足もとにも及ばない」と安倍首相を強く批判しています。

小林よしのり氏の著書
(小林よしのり氏の著書)

 小林氏は、安倍政権が強行しようとしている共謀罪法案について、衆院法務委員会の参考人質疑に出席(5月25日)。日本共産党の畑野君枝議員が、小林氏が共謀罪法案に反対していることについて、「立場の違いを超え、国家に介入されて内心・思想・信条・表現の自由を奪われることは許さないという趣旨だと思います」と尋ねました。

 小林氏は、「共産党は現在の国家権力に対する批判では非常に鋭い。頼りになる。言論・表現の自由を守るというところでぜひとも活躍してほしい」と答えました。

 また小林氏は、今年正月の「朝まで生テレビ」に日本共産党の小池晃書記局長らと登場。終了後に、「小池氏と話したが、とても良識的な人だ。愛国心のある人なのだ。…小池晃議員、がんばれ!」とブログに書きました。

 森友学園問題にふれた2月27日のブログでは、「共産党が相当のところまで事実を掴んでいるという噂もあるので、わしは(しんぶん)赤旗を取りたくなってきた」と書きました。
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安倍政権 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2017/06/03 17:00
コメント
No title
2017年1月21日(土)
「天下り」組織ぐるみ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-21/2017012101_02_1.html
文科省7人処分 首相の責任重大

 内閣府の再就職等監視委員会は20日、文部科学省の事務方トップの前川喜平事務次官(62)をはじめ同省が組織的に幹部の天下り(再就職)を違法にあっせんしていたと認定する調査報告を発表しました。文科省は前川次官ら7人を減給や停職処分とし、前川氏は同日付で依願退職。松野博一文科相は、大臣給与6カ月分の全額返納を表明しました。


公明正大な人なんだとしたら違法なあっせんは誤りで共産党が首相の責任追求したのも誤りなの?
政権批判が出来れば手のひらクルクル。

不倫行為を秘書に指摘され逆恨みでクビにした共産党が言うと逆の意味で説得力ありますね。

詳しくは↓こちら

鮎とビク 権力で始まり屈辱で終わる穀田恵二不倫事件の全貌/早川幸男他著/新々社

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