◎花見か? 下見か? 共謀罪法案のデタラメ

 安倍政権と自民党、公明党、日本維新の会は5月18日にも衆院で、共謀罪法案を通過させようとしています。審議で法案のでたらめさが明らかになった1つが、「ビールや弁当を持っていれば花見、地図や双眼鏡なら犯罪の下見」という「花見、下見」論戦です。

 日本共産党の仁比聡平議員参院議員は3月8日の参院予算委員会で、共謀罪法案の「準備行為」の例に「下見」が示されていることについて、金田勝年法相に、「犯罪の下見と散歩の違いは何か」と追及しました。

 金田法相は「目的だ」と答弁したことについて、仁比議員は、2つの行為は外見に違いがなく、内心で区別するしかないことから、警察が行為の目的を疑うことになると強調。「庭先の桜をのぞき込んだら、警察官から職務質問を受けるというような息苦しい社会になってしまう」と厳しく批判しました。

 この質疑を受け、さらに金田法相を追及したのが、日本共産党の藤野保史衆院議員。4月28日の衆院法務委員会で、桜並木を歩くのが花見か犯罪の下見かを例に、ある行為を共謀罪の「準備行為」かどうか判断するには、その「目的=内心」を調べる必要があり、憲法19条の内心の自由の侵害につながると批判しました。

花見 豊田市
(共謀罪法案が成立したなら、うっかり花見もできなくなる?)

 金田法相は、「目的」に加えて、「携行品など外形的な事情から、目的が花見か下見か区別しうる」として、携行品の例に、“ビールと弁当”“地図と双眼鏡”を挙げたのです。

 つまり、「ビールや弁当を持っていれば花見、地図や双眼鏡なら犯罪の下見」という珍論を披露したのです。まともな答弁ができず、いつも背後の法務官僚の手助けを借りて答弁している金田法相の、珍論極まれりでした。

 藤野議員は、「双眼鏡を持ってバードウオッチングすることもある。まったく区別にならない」と指摘。苦笑いする金田法相を「笑っている場合じゃない」と一喝し、内心を侵すという同法案の違憲ぶりを指摘しました。

 この珍論は、またたくまに広がり、共謀罪法案のでたらめさを浮き彫りにしました。朝日新聞の世論調査(5月18日発表)では、共謀罪法案を今国会で成立させる「必要がある」は18%にとどまり、「必要はない」の64%が大きく上回っています。

 共謀罪法案は、4度目の廃案にする以外はないでしょう。
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安倍政権 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2017/05/16 09:41
コメント
共産党が配布した球根栽培法というタイトルのテロ指南書なんかは法対象でしょうね。
>「庭先の桜をのぞき込んだら、警察官から職務質問を受けるというような息苦しい社会になってしまう」と厳しく批判しました。

https://www.secom.co.jp/sp/homesecurity/bouhan/c/bouhan010.html
泥棒は、隣近所との人間関係が希薄になっていることを逆手に取って、普通の恰好で紛れ込んできます。普段は見かけない人が近所を歩いていたら、あいさつをする習慣をつけましょう。声をかけられるだけで、犯行をあきらめる泥棒は多いのです。

●泥棒の服装の例
・スーツを着て訪問販売員になりすます。
・工事などの作業者になりすます。
・普段着で住人になりすます。
など

共産党の言う事例は空き巣の疑いを持たれる事例の1つに挙げられていますね。
共謀罪が無くても警察官は声をかけますが、共産党は防犯を萎縮させることを意図してるのかな?
No title
共謀罪阻止でマスコミからの利益供与を受ける民進党

https://twitter.com/y2_namisuKe/status/864291872583294976

どうやら民進党の議員はマスコミからの支援と引き換えに共謀罪反対を推進するようですね。共産党も裏で何らかの利益供与を受けるからこんなに反対してるのかな?
普段は大企業言いなりとか萎縮とかなんとか言ってるけど利益供与を受けられなくなるのが困るのかな?

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