◎トヨタ 株主配当は維持、賃上げはダウン

 トヨタ自動車の17年3月期決算(5月10日発表)で、株主配当は16年3月期決算と同じ1株当たり年210円と発表しました。営業利益が8595億円減る中での維持です。

 表のように、株主配当はリーマン・ショック時の巨額赤字を抜け出した後の12年3月期の50円から急激に上昇し、17年3月期は4倍以上です。配当総額も1577億円から6275億円へと4倍になっています。

20 株主配当 17年3月期
(トヨタの株主配当=トヨタの17年3月期決算のプレゼンテーションから)

 一方、私たち働く者の賃上げは、09春闘から13春闘までの5年間、ゼロです。14春闘で2700円、15春闘で4000円、16春闘で1500円、17春闘で1300円です。

 株主配当は、増やすか、維持するかで、12年3月期から一度もダウンしていません。会社は、株主も取引先も従業員も同じステークホルダーとしていますが、従業員=組合員にあまりにも冷たいと思いませんか。

 トヨタの株式は、金融機関や法人、外国法人などが大部分を占め、「個人その他」は21・16%にすぎません(16年3月期決算)。総額6275億円というばく大な配当金の大部分は、金融機関などへ吸い取られていきます。

 私たちトヨタの労働者が汗水して働いて稼いでも、労働者や下請けに還元されるのはあまりにも少ないのです。自民党政権がアメリカから直輸入してきた新自由主義経済の下で、「大株主ファースト」が年々、強くなっていきます。

 「大株主ファースト」に、ノーを突き付けようではありませんか。
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決算・経営計画 | コメント(7) | トラックバック(0) | 2017/05/12 17:58
コメント
大企業の配当金や株価上昇は国民の年金資産へ還元

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-19/2016091901_01_1.html

上記で赤旗が示すように日本企業の株式の多くを年金基金は取得しており
記事後の2017年度現時点では開始時より数十兆規模の含み益を得るまでに。

配当金も国民の年金へ還元されることに。
赤字が5兆円で不安を煽るも黒字が10兆円だったり累計で数十兆円の黒字にはダンマリな共産党

株高で国民の年金資産が増えていると困るのかな?

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO11525000Q7A110C1EE8000/
公的年金の運用益10兆円超 16年10~12月、民間試算
2017/1/11 1:30 [有料会員限定]
 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用する公的年金の運用成績が、2016年10~12月期に2四半期連続でプラスとなった。野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、同期の運用益は10兆700億円。四半期の運用益としては過去最高となった公算が大きい。国内株で4兆円、外国株で5兆2千億円の利益をあげた。
No title
「大株主」=「国民の年金」

「大株主ファースト」=「国民の年金還元ファースト」

つまり

「大株主ファーストにノー」=「国民の年金還元を妨害」

共産党は国民を貧しくしたいみたいですね。
No title
私はトヨタの従業員で持ち株もありますから
この配当金は有難いです!福利厚生の持ち株制度はトヨタの
素晴らしいところです!
210円ですか・・今後も維持して欲しいです!
No title
会社の有難さは、定年前になって、初めてわかるよ。たしかに、豊田一族の中には、愚かな者や経営者不適格者もおり、これら者およびその取り巻きに泣かされた人も少なくないが、全体としては、従業員とその家族のことを考えて、種々の施策をしてくれた。マジメに40年勤め上げれば、厚生年金+企業年金で、フツーの生活ができる。これ以上の贅沢を望めば、ばちが当たると思うよ。
No title
田舎に帰ると・・言われるのがあんた良かったね。トヨタに就職出来て・日本一の会社で給料もボーナスも良くて・・何の不満もなくて・・そうなんです。ボーナスいくら?貰ってんのと・・〇〇〇円ですと言うと・・皆さんあきれ顔です。これで賃上げがどうの給料がどうのと・・トヨタマンが不満を言ってたらバチが当たります・・会社には感謝しかありません。
No title
配当は変わらず賃金は上がってるんだから、従業員の取り分は増えている。
チョット無理のあるケチの付け方である。

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