◎財界人・丹羽宇一郎さんが語る 憲法70周年の日

 愛知憲法会議は5月3日、「70年目に問う 憲法のいま」と題して、市民のつどいを開いた。つどいは毎年開いているもので、憲法施行70周年に当たる今年は、財界人・丹羽宇一郎さんを迎えた。

 例年開いている名古屋市公会堂は、2年間の改修工事に入ったため、名古屋国際会議場センチュリーホールに変更になった。2200人の参加者で会場は満員だった。

 第1部は、『日本国憲法前文』の歌で有名な北川てつさんのコンサートだった。

北川てつ 20170503
(北川てつさんのコンサート)

 第2部は、元中国大使で伊藤忠商事会長を務めた丹羽さんが「激動の世界の中 国の行方を憂ふ」と題して講演した。丹羽さんは名古屋市生まれで、名古屋大学を卒業した。

 丹羽さんは、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という「憲法の3原則」が世界中からうらやましがられていること。そして70年間、大きな外科手術もなく生き続いていることの素晴らしさを話した。

 また、グローバリゼーションの中で、自分の国だけで生きていけるのはほとんどないこと。日本も食料やエネルギーは自給できていない中で、グローバルに物事を考え、平和的に外交を進めることが大事であることを語った。

 さらに、日本の未来をになう若者がもっと世界に目を向け、グローバルな人材になる必要性を強調した。中国の事情についても語ったが、くわしくわかりやすい話だった。

丹羽宇一郎 20170503
(丹羽宇一郎さんの講演)

 丹羽さんのグローバルな話を聞きながら、改めて人間は1人では生きていけないこと。国際的な視点を持ち、分断ではなく協調していかなくてはならないこと。そうしなくては、人類も地球そのものも存在できないということを強く感じた。

 帰宅すると、安倍晋三首相が改憲を求める集会にビデオメッセージを寄せ、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と表明した、とのニュースを流していた。9条に3項目目を加え、自衛隊を合憲化するものだ。

 自衛隊が海外へ大手を振って出て行こうというもので、安倍首相の本音が出てきた。「憲法3原則」の重要性を語った丹羽さんの講演を聞いた後だけに、アベ政治を許せない、の怒りが抑えられなかった。

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戦争と平和 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2017/05/04 12:52
コメント
共産党は「日本は中国の属国になれ」という人を好意的に紹介
財界人の丹羽さんってこんな人

http://bylines.news.yahoo.co.jp/hanadakazuyoshi/20140625-00036743/
かつて作家の深田祐介氏が当時、伊藤忠商事の役員だった丹羽氏をインタビューした時の発言をこう書いている。
〈中国熱に浮かされ、ほとんど発狂に近い陶酔状態にあった。丹羽氏は私に向かい、「将来は大中華圏の時代が到来します」と言い切ったのだ。
「すると日本の立場はどうなりますか」と私は反問した。「日本は中国の属国として生きていけばいいのです」。丹羽氏は自信に満ちてそう明言したのだ。(中略)
「日本は中国の属国にならなくちゃならないんですか」と私が聞き返すと、「それが日本が幸福かつ安全に生きる道です」と繰り返したのである〉
こんな人物を売国奴と言わなくてどうする。こんな人物を中国大使に任じた民主政権の罪は重い。
No title
上記の記事を書いている花田紀凱氏は、超右翼のジャーナリストで名をはせていますね。そこに出てくる自民党の西田昌司参院議員は、森友学園問題で安倍首相、昭恵夫人をかばう質問をしたことで有名になりました。
No title
自民党の西田昌司参院議員は,靖國神社に一度も参拝してまえへんがな。なんでやろ?
No title
お、共産党は中国の属国推奨がバレると流石に不味いのか論点ずらしに持っていきたいようですね。

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