◎「最も印象に残ったのは共産党本部」日経記者が政党本部をルポ

 日本経済新聞の記者が各政党の本部を訪問し、「最も印象に残ったのは共産党本部」と書いています(3月31日付夕刊「権力の館 党本部の盛衰」)。どんな本部なのかを取材し、ルポしたものです。

 日本共産党本部について次のようにルポ(全文)しています。

……
 「代々木」といえば共産党だ。2005年、85億円をかけて竣工した。45億円を積立基金、40億円を党員・支持者からの募金で賄った。延べ床面積は1万6476平方メートルで、各党本部の中で最大だ。

 ヒートアイランド対策として設けた屋上庭園には草花が咲き、ソーラーパネルが置かれる。電気が消された廊下は暗く、脱原発を訴える党ならではの節電の徹底ぶりだ。

 2階には16万冊が所蔵される資料室。マルクス・エンゲルス全集や「共産党のプリンス」と呼ばれた不破哲三前議長の著書で埋め尽くされた棚が目立った。

 4階の食堂は志位和夫委員長ら幹部もよく使っているという。食堂で働く人は当然、共産党員だ。建物内に入っている「代々木診療所」は近隣住民も利用できるそうだ。
……

50 日本共産党本部 グーグルアース

(東京・代々木の日本共産党本部。中央のビル。屋上に庭園があります=グーグルアースから)

 次は、各党のルポの要約です。

 【社民党】
 5月に永田町から引っ越すことを決めた社民党。地上7階、地下1階の旧党本部「社会文化会館」は、最盛期には200人もの国会議員が行き交った。東日本大震災で、天井のコンクリートが落ちた。これをきっかけに老朽化が問題視され、首相官邸近くの民間ビルに移転。今回、財政難を理由に再び引っ越しを決めた。年間約4000万円だった家賃を3分の1に抑えた。

 【自民党】
 永田町にある自民党本部は、佐藤栄作首相の時代に竣工。地上9階、地下3階、延べ床面積は1万5570平方メートル。建物は自前だが、土地は国有地だ。2011年時点で年間8970万円を支払っている。
 派閥の力が衰え、党本部の機能は広報や政策立案など多角化している。党職員は「会議室が足りない。とはいえ、建て替えはお金がかかるし…」と漏らしていた。

 【民進党】
 国会から国会図書館の横の坂道を下ると民進党本部に着いた。地上10階、地下2階の賃貸ビル。250席が入る大ホールも、野党第1党としては「手狭」だ。自動ドアの前で警備員に「どちらにご用ですか」と聞かれる以外はただの雑居ビル。家賃は共益費を含めて月額約1820万円。蓮舫代表は「党本部への思い入れ…特にないかな」とそっけなかった。

 【公明党】
 公明党本部はJR信濃町駅近く、結党した1964年に完成した地上5階、地下1階のビル。この場所を選んだのは「学会との連携を図る狙いもあった」(党関係者)。信濃町といえば、大通り沿いに支持母体の創価学会の建物が立ち並ぶことで有名だ。2階に最近、山口那津男代表と井上義久幹事長の専用の机が置かれたが、ほとんど使われていない。

 日経の記者は、取材後の「記者の目」で日本共産党について、こう書いています。

 志位和夫委員長は2005年の完成時に「大規模な震災に耐えうる100年、200年単位の建物になる」と強調した。1992年の結党から100年近く党名を変えずに続いてきたという自負がにじんでいた。
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日本共産党 | コメント(7) | トラックバック(0) | 2017/04/06 08:11
コメント
No title
共産党本部ビルの建築のおり、地鎮祭をされたのでしょうか?したとした場合、神主を呼ぶことは考えられないから、共産党を支持する僧侶を呼んだのでしょうか?興味があります。
No title
共産党のプリンスが本当の王公貴族のように専属料理人や飯使いを抱えて専用の豪邸に党のお金で今も暮らしているのは唖然とするしかない。
No title
>1992年の結党から100年近く党名を変えずに続いてきたという自負がにじんでいた。

文章チェックくらいしようよ。
No title
①地鎮祭? 聞いたことありません。

②志位委員長ら幹部は、党職員とともに480円の定食を食べています。
 
③「文章チェックくらいしようよ」--日経の記事をいじくることはできません。
No title
質問に答えていただけるようになったことで、このブログが活性化するのではないでしょうか?

No title
不破さんは王公貴族並の豪勢な生活に対して
→志井委員長は〜

ってそれタダのすり替え。プリンスは批判できない存在なのかな?
No title
地方の末端の党員が赤旗を配達し徴収した購読料や党費による多大な補助の入った安価な定食を党本部の高い給料を貰っている幹部は食べていると。

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