◎老朽化・高浜原発の廃炉を 講演とライブ

 関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)は、稼働から40年を超える老朽原発だ。原子力規制委員会は16年6月に、「原則40年で廃炉」のルールを破って再稼働を認めた。

 再稼働を認める動きがあるなかで同年4月、「高浜原発40年廃炉・名古屋行政訴訟」が、14都道府県から76人が参加(第1次訴訟団)して名古屋地裁に行われた。安倍政権に対し、原発稼働の新規制基準の不合理性、運転延長の是非を正面から問う裁判だ。

 同「訴訟を支える市民の会」が結成され、その第1回総会が2月19日(日)、イーブルなごや(女性会館)3階ホールで行われた。

 午前10時から総会で、午後からは福井県の「若狭・小浜市民の会」の中嶌哲演さん(明通寺住職)の講演と川口真由美さんのミニライブが行われた。400人近い人が熱心に聞き入った。

老朽原発1
(講演する中嶌哲演さん)

 弁護団の訴えでは、苦労ばかりで金銭にならない裁判に、多くの若手弁護士が参加して頑張っていることが報告された。

 中嶌さんの講演では、原発に群がる原子力ムラ・行政に抗して、「3つの地元」(立地地元、被害地元、消費地元)が連帯して運動をすすめることが必要だという話が印象に残った。

 原発をなくしたいと思っていても、「立地地元」の人たちが仕事・生活への不安から心ならずも原発に賛成してしまう。このことに「3つの地元」が連帯して、問題を解決していく方策を探る探るべきだ、ということを中嶌さんは強調した。

 講演を聞き、ライブを楽しみながら、危険な老朽原発を絶対に再稼働させてはならない、という思いを強くした。高浜原発には、3、4号機もあるが、住民が求めた運転差し止めの仮処分を大津地裁が認めている(16年7月)。

老朽原発2
(川口真由美さんのミニライブ)

 東京電力柏崎・刈羽原発の再稼働が最大の争点になった昨年10月の新潟知事選では、野党統一候補の米山隆一氏が勝利した。3月で東電福島第一原発事故から6年になる。再稼働をすすめる安倍政権を包囲し、原発ゼロの日本をつくらねばと思った。
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原発ゼロへ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/02/21 17:10
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