◎「会社富み 民貧し」 中日・東京新聞が特集

 中日新聞と東京新聞が2月12日付のサンデー版で、「会社富み 民貧し」「利益配分 労働者に薄く」「増え続ける企業の現・預金」――との特集を組んでいます。

 特集では、「春闘で賃上げが実施されてきたものの、賃上げの実感が行き渡っていないのが現状」とのべ、労働者への労働分配率が低下する一方で、企業が現・預金を積み上げている、と指摘。たくさんの図を使って解明しています。

 1997年度に、67・5%あった労働分配率は年々下がり続け、15年度に58・7%にまで下がっていることをグラフ化しています。これに対し、企業の現・預金は――。

 97年度に134・5兆円あったのが、15年度には199・9兆円へと増え続けている――というのです。

中日 内部1 (2)

中日 内部2


 さらに、企業は貯め込んでいても投資は進まず、労働者の生産性は高まっても賃金に反映されていない。ドイツ、フランス、アメリカなどでは労働者の実質賃金が上がっているのに、日本やイタリアなどは下がっている…も明らかにしています。

 中央大学の松沢弘兼任講師は、企業が貯め込んだ内部留保は、15年度で377兆円にもなっていることをあげ、その一部でも賃上げに回せば、個人消費増→国内需要増→企業の業績向上→設備投資増…で景気の全般的な回復につながると指摘しています。

 この指摘は、ブログ「トヨタで生きる」で、くり返し主張してきたことではないですか! 2月15日は、トヨタ労組が会社に賃上げ要求(3000円)を提出する日です。掛け値なしで満額を獲得しようではありませんか。

 内部留保たっぷり、トヨタは日本でダントツの20兆円! 一部を賃上げに回せ!
スポンサーサイト
17春闘 | コメント(9) | トラックバック(0) | 2017/02/13 13:08
コメント
No title
先般、章男君が安倍総理と会食しましたね。その折、安倍総理は、なにがしかのアメを与えて、トヨタGに賃上げを慫慂したのではないかと思ってます。
No title
今回の記事も共産党トリックを使っているのか諸外国の推移などのグラフは見えないように上手く解像度を調整していますね。

借金たっぷり、トヨタの有利子負債は18兆円!?
賃上げは出来るだろうけど共産党の会計知識ってどうなってるの?
No title
はぁ? 中日新聞を見てから物をいったらどうですか。トヨタが借金たっぷり? トヨタがそうだとしたら、日本の企業はすべて借金まみれ! そんなこと言う人を初めて知りました。会計の知識を知っているまともな論者は相手にしないでしょう。
No title
会社四季報のwebページより

http://shikihocd-blog.toyokeizai.co.jp/2009/01/post-66ff.html
●ワンポイント
何かと槍玉にあがるトヨタですが、スクリーニング結果を見ると利益剰余金(内部留保)と有利子負債はほぼ同額です。

内部留保=余裕資金と思っている人がこの事実を知ると驚くでしょうね。

現金預金、有利子負債、利益剰余金が貸借対照表のどこにあるかをイメージできれば、
「内部留保を差し出せ」といったおかしな議論にはならないはずです。
そのためにも複式簿記の考え方を一般の人も知る必要があると思います。

「簿記3級レベルの内容は中学生ぐらいで勉強した方がいい」と思っているのは私だけでしょうか?
実際のデータを確認するのは『会社四季報CD‐ROM』が最適です(宣伝)。



簿記3級レベルの知識も無い人が上にたつ組織って大変ですね。
No title
麻生太郎財務大臣は、くり返し内部留保について語っていますよ。このブログでは、麻生大臣が経済財政諮問会議に提出した資料を紹介しています。まぁ、麻生大臣に「簿記3級レベルの内容」を教えますか? 「あっ、そう」と笑いますよ。
http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-1948.html


No title
麻生大臣が名指しで「トヨタの内部留保」にコメントしたことはあったかな?

日本でもダントツの有利子負債を抱えるトヨタ。
利益剰余金のかなりの部分は自動車ローンの債権で
貸付した自動車ローンの原資は借金などの有利子負債。

プラウダの後継者さんはもうちょっと頑張ろう。
No title
トヨタの「有利子負債」なるものをことさらに取り上げた人はあったかな? 不肖、私は知りません。
No title
追伸 ソ連の崩壊をもろ手を挙げて祝ったのが日本共産党でした。プラウダを持ち出して残念です。
No title
会計リテラシーを身につける!【入門編】
なぜ堅実なトヨタが19兆円もの借金を負ったのか -バランスシートの見方を学ぶ
http://president.jp/articles/-/18808




 宮本顕治議長(当時)も、91年12月17日、朝日新聞のインタビューで次のように述べている。
「党の崩壊につづいてソ連邦が崩壊しつつある。……レーニンのいった自由な同盟の、自由な結合がソ連邦にはなかったんだから、私たちとしてはもろ手をあげて歓迎とはいいませんが、これはこれとして悲しむべきことでもないし、また喜ぶべきでもない。きたるべきものがきたという、冷静な受け止めなのです。」(宮本顕治「世界史の到達と社会主義の生命力――ソ連共産党、ソ連邦はなぜ破綻したか」、『前衛』92年3月号、『日本共産党国際問題重要論文集 24』、182ページ)

もろ手をあげて祝ったと言うようになったのは21世紀に入ってから?

管理者のみに表示