◎トヨタ 17年3月期の営業利益 1500億円上方修正

 トヨタ自動車は2月6日、2017年3月期(連結)の第3四半期決算(16年4~12月)を発表しました。このなかで、3月期の営業利益の見通しを1500億円上方修正し、1兆8500億円としました。

 為替レートを、1ドル103円から107円へと円安方向に見直したためです。しかし、前年に比べると引き続き円高水準にあるため、前期の2兆8539億円より約1兆円減益になる見通しです。

20 トヨタ 17年3月期 見通し
(17年3月期の見通し=トヨタの決算プレゼンテーションから)

 また販売台数の見通しも、5万台上方修正し、1015万台としました。前期は、1009万4000台でした。研究開発費の見通しは1兆700億円、設備投資の見通しは1兆3400億円で、それぞれ据え置きました。

 4~12月の9カ月間の営業利益は、1兆5554億円で、前期より円高などで7502億円減りました。販売台数は、771万2000台で、前期より8万台増えました。

 内部留保の大きな部分を占める利益剰余金は、前期より4112億円増やし、17兆2054億円になりました。日本の大企業で突出しています。

 「アメリカ ファースト」をかかげ、国内での雇用増を訴えるトランプ米大統領は、メキシコで生産し、米国に輸入しているトヨタなど日本の自動車メーカーを標的にしています。

 これに対し豊田章男社長は、今後5年間、米国で1兆1000億円余を投資することを明らかにしています。トランプ政権のもとで、米国で最も利益を稼ぐトヨタがどうなるかは見通せない状況です。

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決算・経営計画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/02/08 18:04
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