◎資産 世界の超富豪8人=下位36億人

 マイクロソフト社の創業者、アマゾンのCEO、フェイスブックのCEOら世界で最も豊かな8人が、世界人口の半分、36億人に匹敵する資産を所有している――こんな驚くような格差が明らかになりました。

 世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援、貧困を生み出す状況を変えるために活動する、国際協力団体のオックスファムが、1月17日からスイスで開かれるダボス会議(世界経済フォーラム)に合わせて発表したものです。

 「格差問題に関する最新の報告書」(99%のための経済=An Economy for the 99%=)で明らかにしているもので、世界の大企業のトップが集まる会議に向けて格差の克服を呼びかけています。

 オックスファム・ジャパンのホームページには、日本語訳の要旨が掲載されています。それによると、「世界では、10人にひとりが1日2ドル以下でしのぐことを余儀なくされている中、ごく一握りの人たちが莫大な富を有しています」と指摘しています。

 そして、「納めるべき税金はなるべく回避する。支払うべき賃金はなるべく抑える。カネの力で政治を動かし、経済のルールを自分たちの都合のよいように書き換える。こうした方針を取る大企業や大富豪が、格差の拡大を加速させています」と厳しく批判しています。

 安倍政権下での大企業や大富豪のことを想起させます。円安、株高に誘導した「アベノミクス」で、トヨタ自動車などの大企業やソフトバンクの孫正義社長らがばく大な利益を得ました。

赤旗 世界の8人の富
(「しんぶん赤旗」、1月17日付から)

 オックスファムは、各国政府と大企業に、格差是正のために次のように呼びかけています。

……
 ☆各国政府は、労働者に適正な賃金が支払われるよう保障し、租税回避を阻止するだけでなく、競って法人税減税を推し進めるようなことをやめるために協力、協調しなければなりません。

 ☆各国政府は、格差を広げてきた時代遅れの経済理論や欠陥が明らかとなった経済政策にしがみつくのをやめ、GDPへの執着を捨てるべきです。

 ☆自分たち自身と自分たちが経営する企業による公正な税負担、そして被雇用者への生活賃金の支払いを約束することこそ、今年のダボス会議のテーマでもある「責任あるリーダーシップ」のあるべき姿であり、「ヒューマン・エコノミー」の実現へ向けた意味ある一歩となります。
……

 素晴らしい呼びかけではないでしょうか。「被雇用者への生活賃金の支払いを約束する」――トヨタに、春闘で賃上げを抑えるのではなく、下請け労働者まで広くいきわたるようにしてもらおうじゃありませんか。
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その他 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2017/01/18 08:26
コメント
No title
http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-2266.html
 この求人の多さだけを見ると、「アベノミクス」の失敗による円高や株安などで景気が後退しているとは見えにくい。


なんで株安で失敗してたって言ってたのに訂正とかしないの?
共産党は誤りを訂正出来ないの?

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