◎安倍政権は「極右の塊」か?

 アメリカ大統領に、移民排斥などをかかげるトランプ氏が就任するとは、ほとんどの人が予想しませんでした。ヨーロッパでは、フランスの極右政党・国民戦線のルペン党首が知られていますが、難民問題などで各国でも極右政党が支持を広げているといいます。

 そんななか、文藝春秋の松井清人社長が、安倍政権を「極右の塊である現政権をこれ以上、暴走させてはならない」などとのべたということがネットで話題になっています。花田紀凱・元「週刊文春」編集長が書いているものです。

 花田氏は、従軍慰安婦問題などで右派の論調を展開していますが、その花田氏が松井社長の話を驚愕して書いているのです。松井社長がのべたのは12月6日で、東京で保坂正康氏の新刊『ナショナリズムの昭和』の出版記念会でのあいさつでのことといいます。

 花田氏は、「穏健な保守」だった文芸春秋の社長が、こうした発言をしたことに苦言を申し立てているのですが、少し考えてみれば安倍首相ら安倍政権を“極右”とのべても何の不思議もないでしょう。

靖国神社
(靖国神社)

 戦前の侵略戦争を、「アジア解放」の「正義の戦争」と美化する靖国神社に参拝(中国などの批判で参拝できず、玉ぐし料を納めています)したり、現憲法を敵視して9条改悪をねらうなどをみればわかります。

 第3次安倍内閣には、20人中13人が「日本会議国会議員懇談会」に所属しています。「日本会議」とは、靖国神社への参拝と改憲をかかげる右翼団体です。すでにこのブログでも紹介しましたが、第1次安倍内閣の法務大臣を務めた長勢甚遠氏はこう語っています。

 「私は(自民党の)憲法草案、正直いって不満なんです。一番最初にどういっているか。国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持するといっている。国民主権、基本的人権、平和主義をなくさなければ本当の自主憲法とはいえない」

 自民党の憲法草案さえ不満で、人類永遠の普遍原理もなくそうというのは立派な「極右」です。ヨーロッパなどではなく、日本にも文藝春秋の松井社長がのべたように、「極右」政党があるということを肝に銘じることが必要ではないでしょうか。
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安倍政権 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/12/26 09:47
コメント
No title
日本共産党 野坂参三元議員

われわれは民族の独立をあくまでも維持しなければならない。

日本共産党は一切を犠牲にして、わが民族の独立と繁栄のために奮闘する決意をもっているのであります。

要するに当憲法第二章(第九条)は、わが国が自衛権を放棄して民族の独立を危うくする危険がある。それゆえにわが党は民族独立のためにこの憲法に反対しなければならない。
No title
70年前の錆びた話を持ち出すのですか?
No title
あれ?共産党は戦前から一貫して居ることが自慢なんじゃ無かったっけ?

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