◎私の今年の漢字 「共」

 2016年の世相を1字の漢字であらわす――私が選んだのは「共」です。みなさんは、何を選びますか?

 共闘の「共」です。昨年の安保法制(戦争法)のたたかいで、安倍政権との対抗軸をと大きな声があがったのが「野党共闘」でした。その具体化として、今年夏の参院選では、戦後初めて国政レベルで「市民+野党共闘」が実現しました。

 32ある1人区のすべてで共闘が成立しました。11選挙区で勝利、しかも安倍政権が重点候補として安倍首相自らが応援に入ったところです。初めての共闘としては大きな成果をあげました。

 選挙での共闘だけではなく、国会に提出した野党共同法案は、安保法制廃止や長時間労働規制法など15本を数えます。社会保障、子育て、雇用、男女平等、LGBT(性的マイノリティー)差別解消など国政の各分野に及んでいます。

 ともにたたかうという意味の共闘は、憲法を踏みにじる安倍政権打倒をめざす希望であり、日本国民の明日と未来を指し示すものです。政党は、綱領や理念が違うのは当たり前であり、1党1派だけではなく、市民とともに手を携えようというものです。

プラカード 野党共闘
(「シールズTOKAI」のデモで参加者がかかげる「野党は共闘」のプラカード=2016年2月28日、名古屋市で)

 安倍首相は、地元・山口でのプーチン大統領との日ロ首脳会談、年末に米・真珠湾でのオバマ大統領との犠牲者追悼などをへて来年早々にも国会を解散する意向と取りざたされています。

 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)と、日本共産党、民進党、自由党、社民党の4野党との意見交換会が12月9日、行われました。市民連合は、衆院選に向け、共通の政策に向けた考え方を提案しました。

 4野党はそれぞれ「基本的な考え方は共有できる」との認識を表明し、各党が党内で検討したうえで、政党間で政策合意に向けた協議を加速することを確認しました。政策合意へ協議を加速させ、安倍政権への対抗軸を国民に示そうというものです。

 一方、日本漢字能力検定協会が全国から募集した今年の漢字は、「金」でした。京都市の清水寺で12月12日、森清範貫主が筆で「金」と書きました。15万3562通の応募のうち、「金」は最多の6655通だったといいます。

 リオデジャネイロ五輪・パラリンピックで、日本選手が金メダルを12個獲得したり、東京五輪の“政治と金”などから「金」になったといいます。しかし、「金」は、4%ほどで、世相の漢字は、ばらけたようです。
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その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/12/12 19:34
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