◎さぁ年末 「トヨタ式片づけ術」といきますか

 年末が近づき、大掃除の季節がやってきた。片づけが苦手な人間は憂鬱だ。書店で、日経の「TRENDY」(17年1月号)が、「トヨタ式&コクヨ式 片づけ革命」の特集をしていたのを見つけて買った。

 「先進企業の現場に学ぶ」というのがウリだ。どれどれ、と読んでみる。トヨタの「ジャスト・イン・タイム」をあげ、「在庫のムダ」など「7つのムダ」が表にしてある。

 その上で、「トヨタ式片づけ」とは、▽(モノの)“住所”を明らかにする、▽補充は「かんばん方式」でリマインドする、▽いつまで使うモノなのかを明記して保管する――など、トヨタの現場で行われている例を使って明らかにしている。

 そして、「3日間での実践」として、「トヨタ式自宅片づけプロジェクト」を提案している。1日目は、「持ち物を全部出し、仕分ける」などと手を取り、足を取って具体的に教えてくれる。

日経 トヨタ式片づけ術
(「TRENDY」(17年1月号)の特集、「トヨタ式&コクヨ式 片づけ革命」から)

 なるほど、なるほど。たとえば、モノの補充にかんばん方式を使うのは、無くなってあわてて買いに走るムダがはぶける。たとえば、これはすでに自分が実践している例だ。家庭で使うシャンプー。3個買ってきたとしよう。

 1個目は使い、2個目にはマジックインクで、シャンプーの表面に1個目の使用年月日を書き込んでおく。2個目を使い始めたなら、3個目に2個目の使用年月日を書き込んでおく。3個目を使い始めたなら、新しく3個を買い求める。

 こうすれば、シャンプーが無くなって買いに走ることもないし、1個をどれくらいで使用しているかがわかる。大量に買い求めて在庫にしておくムダもはぶける。家庭で応用できる例である。

 しかし、すべてのムダをはぶこうといって追求しすぎると余裕がなくなり、生活がギスギスする。“ハンドルに遊びがあるように、遊びも必要”ということを言っていた人がいたが、それも真実だ。

 トヨタの社員は、仕事で7つのムダをはぶくとか、5Sといわれる「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」を会社で実践している。家庭もさぞかし片づけて、整理、整頓されているだろう…と思うと、あにはからんや、である。

 Aさんの家庭は実に整然と整理されており、掃除も行き届いている。Bさん、Cさんは、一般の家庭程度、Dさんとなると家庭に入れてくれないほど散らかっているという。

 通勤で使うクルマを見ても、整理・整頓されているかどうかは同じ傾向だ。トヨタマンといえども、トヨタ式片づけ術を実践するのは、難しいということか? さて、年末はどんどん迫ってくるが…。
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職場は今 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/12/08 11:44
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