◎自民のおごり、緊張感のなさ 質問中に「般若心経」唱える

 自民党の数のおごり、緊張感のなさはこんなものかと、たまげた質問がありました。自民党、大阪維新の会が衆院内閣委員会で、2日間、わずか5時間ほどで強行採決したカジノ法案の審議の際のことです。

 問題の質問者は、自民党の谷川弥一・元文部科学副大臣(長崎3区=大村市や対馬市、五島市など)。谷川議員は、法案が審議入りした11月30日の衆院内閣委員会で、質問に立ちました(持ち時間40分)。

 用意した原稿の棒読みが続き、28分が過ぎたころに、「(質問)時間が余っている」とのべながら、「般若心経」を唱えたり、解説したり、さらに夏目漱石にまで触れました。

 新聞やネットで、「国会崩壊」とか、「税金の無駄遣い、議員を辞職せよ」などの批判が出ており、どんな質問かと衆院のホームページで見てみました。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=&deli_id=46236&time=3223.0


 カジノ解禁について読売新聞が世論調査したところ、「反対」は57%と半数を超え、「賛成」は34%にすぎません。与党として法案を通したいのなら、カジノを解禁する正当性などを主張し、質問すべきでしょう。

 ところが40分の持ち時間を持て余し、関係のない「般若心経」を唱えたりするなどは言語道断であり、国会議員にあるまじき姿勢です。安倍政権をささえる自公が衆参で3分の2を占めたというおごり以外の何物でもないでしょう。

自民・谷川弥一議員
(「般若心経」を唱えた自民党の谷川弥一衆院議員=衆院のホームページから)

 自民党の秋元司内閣委員会委員長や答弁者の細田博之自民党総務会長が苦笑いするほどでした。こんな議員は、次の衆院選挙で当選させるべきではないでしょう。

 2012年の衆院選で、谷川氏は選挙区の長崎3区(立候補2人)で8万2000票余り、日本共産党の石丸完治候補(党県農民・漁民部長)は3万1000票余りの得票でした。近づく衆院選で、石丸候補は再度、挑戦します。

 同時に日本共産党は、参院選に続いて野党共闘をすすめることを呼びかけています。選挙協力の合意のためには、書記局長・幹事長会談で合意した3つの点――①共通政策をより豊かにする、②相互推薦、相互支援、③政権問題の前向きの合意―が必要としています。
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安倍政権 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/12/07 05:31
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