◎ハイブリッド車の寿命?

 日経新聞の元記者が書いた、「加速する『脱内燃機関』の動きと『ハイブリッド車』の寿命」という記事を読んでドキッとした。ハイブリッド車(HV)に寿命があるというのだ。

 市販のハイブリッド車では、トヨタがプリウスで先駆け、日本では大衆車となった。しかし、日本自動車工業会の推計では、15年度でHVの割合は7%程度という。全世界ではごくわずかで、圧倒的にはガソリンなどで走る内燃機関車だ。

 トヨタは、次世代車を電気自動車(EV)と位置付けず、燃料電池車(FCV)のミライを世界でいち早く市販した。ところが、EVを開発する社内ベンチャーを12月に発足することを明らかにした。

 次世代車をめぐって、これまでの戦略を転換させたのだ。そうしたなかでの今回の記事は、元日経記者のシャーナリスト・大西康之氏が「新潮社フォーサイト」に掲載したもので、「ハフィントンポスト日本版」が転載している。

4代目プリウス
(4代目プリウス)

 それによると、ドイツの連邦参議院は9月末に、「2030年までに、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関を搭載した新車の販売禁止」を求める決議を採択したという。

 記事は、電池の急激な技術進歩でアメリカのベンチャー企業、テスラがEVの普及をねらってガソリン車と対抗できる価格のEVを販売するという。確かに、HVはガソリンと電気の両方のいいとこどりをしているが、あくまでもEVやFCVへの橋渡しとなる中間技術だ。記事は、最後にこう締めくくっている。

 「2020年の東京オリンピック――。電気自動車が珍しくなくなっているであろう海外から来た人々は、その時点でもまだハイブリッド車と軽自動車が幅を利かせている日本を見てなんと思うだろうか」

 記事は、次のアドレスで読める。
http://www.huffingtonpost.jp/foresight/hybrid-internal-combustion-engine_b_13273328.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
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決算・経営計画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/11/30 10:07
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