◎チェルノブイリの巨大石棺が移動

 このブログ「トヨタで生きる」で、原発ゼロを訴えると、「原発停止で燃料費が国民に電気代の形でのし掛かってくる」(11月10日アップ記事)などと再稼働を容認するかのようなコメントが寄せられます。

 原発のコストは安いといわれたのは、福島第一原発事故で吹っ飛びました。再稼働容認論者は、1986年に起きたウクライナ北部のチェルノブイリ原発4号炉の事態をどう考えるのでしょうか? 福島第一原発事故と同じような「レベル7」の深刻な事故でした。

 チェルノブイリ原発4号炉は、たえまなく放出される放射線を閉じ込めるために、「石棺」でおおわれてきました。しかし、事故から30年、石棺が老朽化したために、石棺の隣でさらに石棺をつくる作業が続けられてきました。

 11月14日、完成した石棺――巨大なかまぼこ形の金属製構造物を移す作業が始まりました。石棺は、長さ162m、高さ108m、アーチ間の幅257m、重さ3万6000トンという巨大な物です。

 計5日間、計約40時間かけて動かすといいます。この石棺で最低100年程度、密封・管理するといいます。しかし、4号炉の廃炉のめどはたっていないといいます。

チェルノブイリ 石棺
(チェルノブイリ原発であらたに完成した石棺の移動が始まっています=ネットから)

 事故から30年、さらに100年間密封・管理しても、廃炉のめどが立たないとは! 放射線を人類は、いまだにコントロールすることができないのです。福島第一原発は、デブリが原子炉を突き破っているといわれています。

 廃炉に40年といわれていますが、果たしてできるのか? 予期しない事態が生まれれば、さらに長期間かかるでしょう。それなのに安倍政権は再稼働をすすめています。

 原発はゼロにして、再生可能エネルギーにするしかないでしょう。日本は地震・火山列島です。チェルノブイリの石棺の移動の写真を見て、原発事故の恐ろしさに声がでないほどです。
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原発ゼロへ | コメント(5) | トラックバック(0) | 2016/11/19 05:44
コメント
No title
再生可能エネルギー発電に頼るドイツの電気料金が
高額である事実も忘れてはいけない。
日本も、世界有数の高額電気料金の国にしたいのですね。

私も原発再稼働には反対ですが、管理人さんとは
方向性が違います。
私は、サツマイモ発電http://www.imo-lab.jp/
と、コンバインドサイクル発電をメインに
取り組むべきだと思っています。

サツマイモ発電では、既に成功している企業も
あります。http://grapee.jp/14182


更には、日本の農業復活の大きなポイントに
なるという利点もあるので、休耕地を太陽光パネルとかで覆ってしまうより、サツマイモ畑に
すべきです。
No title
再生可能エネルギーが降ってわいてくるならともかく移行までに何年もかかるのが当たり前なんだしその間の燃料代は結局どうするの?
No title
太陽や風は、請求書を送ってこない!
No title
よく考えてみよう、太陽や風は、請求書を送ってこない!
No title
太陽光発電も風力も水力もエネルギーコストはかかりませんがそれなりの発電容量を用意したり維持するには相応の資金が必要ですが。
強いものの味方なだけあって諸々のコストは踏み倒すんですかね?

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