◎民進党は本気の共闘を 日本共産党の小池書記局長

 日本共産党の小池晃書記局長は、産経新聞(11月4日)のインタビューに応じ、衆院選挙での野党共闘や憲法9条など、当面する政治問題について明快に答えています。

 野党が新潟知事選で勝利したものの、2つの衆院補選で負けたことなど野党共闘がぎくしゃくしていること、労働組合の全国組織、連合との関係についてなど衆院選に向けて小池書記局長は、次のように答えました。

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 民進党の態度の背景には支持母体の連合との関係があるのかもしれません。そもそも連合が8月25日に出した「(7月の)参院選のまとめ」という文書に「共産党とその支援団体と一線を画すことが大前提」と書いてあります。

 私たちは連合との決別を求めているのではありません。民進党は「共産党と一線を画せ」という連合の方針に従うのか。それとも野党と市民の共闘の方向に行くのか。ここをはっきりさせてほしいのです。

 巨大与党に勝つためには、野党間の本気の共闘が必要なのですから。本気の共闘は相手を尊重し、相互信頼がなければ迫力が出ません。周囲に「本気でやる」と伝わらなければならないのです。
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野党共闘のプラカード
(国民、労働者の願いは野党共闘)


 その上で、衆院選挙ではどうたたかうかについて、次のようにのべました。

 「7月の参院選比例代表では、民進党と共産党の得票比率は約2対1でした。ですから、例えば民進党が統一候補を10人にするなら、共産党は5人。野党が選挙区で候補を1人に絞れば、自民党に勝てる選挙区は多い。共闘は相乗効果も生みます。実際、現場の民進党議員から共闘に期待する声もたくさん聞きます」

 産経新聞は11月7日の1面トップ記事で、次期衆院選で野党共闘が実現できたらどうなるのかを、2014年12月の前回衆院選(定数475)で4野党が得た得票をもとに試算しています。

 その結果、自民、公明両党は計47選挙区で野党統一候補に逆転されること。前回衆院選で自民、公明両党は、選挙区232、比例代表94の計326議席を獲得し、議席の3分の2(317議席)を超えたものの、野党共闘により47選挙区で当落が逆転すれば、両党は279議席で3分の2を大きく割り込むとしています。

 産経新聞は、「7月の参院選でも野党共闘の効果は実証されており、次期衆院選に向け、自公両党は戦略の見直しを迫られる」と指摘しています。安倍首相が執念を燃やす憲法9条の改悪が3分の2を割れば難しくなるからです。

紅葉 2016

 小池書記局長は、インタビューでその9条について次のように語っています。

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 憲法9条はどう読んでも軍隊を持たないとなっており、自衛隊の存在は明らかに憲法違反です。ただ、今は北朝鮮が核・ミサイル開発を続け、中国も東シナ海や南シナ海で乱暴な動きを強めています。今、自衛隊をなくせますかといえば、圧倒的多数の国民が「なくせない」というでしょう。

 9条が掲げた「軍隊によらない国づくり」という理想は追い求めるべきだと思うし、そのための外交的努力は続けます。でも、それには北東アジアで本当に平和な環境ができることが不可欠。特に今の中国の行動は、国連憲章や国際法の原則に反してでも、自国の利益を第一に追求するという傾向が強まっています。
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日本共産党 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/11/07 08:11
コメント
No title
労働基準法違反の常習会社の役員への叙勲禁止および公安委員等の公職就任禁止で過労死を未然防止し、消費税ゼロにして企業への内部留保への累進課税で、財政健全化、景気回復になれば良いと思っています。

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