◎「サラメシ」に米原万里の愛した店

 NHKが毎週木曜日の昼食時に放送している「サラメシ」は、楽しい番組だ。全国各地で働く人々の昼食(サラリーマンの昼メシ)を取り上げている。汗を流して働く労働現場を克明に取材しているから、「この人たちはどんなサラメシ?」と期待につながる。

 番組の最後に、亡くなった著名人が愛したサラメシを取り上げるのもいい。10月25日は、ロシア語通訳者で作家の米原万里さんだった。食通の彼女が愛したのは、最後に住んだ鎌倉のレストラン。

 季節の魚のうにソースに野菜のポタージュ。おいしそう! 米原万里さんは、幼いころチェコのプラハで過ごし、ロシア語で育つ。それを生かした通訳の仕事をへて作家に。鎌倉時代は、猛烈に作品を発表するが56歳の若さで亡くなる。

 その晩年に通ったレストランで、魚のうにソースなどに舌づつみを打ったのか。もっと長生きできれば、われわれをもっと楽しませてくれる作品を残してくれただろう。残念だ。

12 サラメシ 米原万里
(米原万里=写真=の愛した季節の魚のうにソースに野菜のポタージュ=NHKの「サラメシ」から)

 ところで、このブログ「トヨタで生きる」では、「サラメシ」に取り上げてくれとNHKにオファーしたことがある。豊田市のトヨタ自動車高岡工場の近くにある食堂について、こう紹介した。3年前の2013年8月18日の記事だ。
http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-1134.html

 「ランチの一押しメニューが、『38年間同じ味です』という“スタミナ定食”。レバーとホルモンと豚肉の野菜炒め。赤だし、たくわん2切れ、オレンジ1切れで、消費税込787円。ご飯が山盛りだ」

 「あるトヨタOBは、久しぶりにスタミナ定食を食べて、『青春時代を思い出す味だった』と懐かしげに語っていた。トヨタの歴史とともに歩んだスタミナ定食、NHKさんよ、是非、『サラメシ』で取り上げてくれ!」

 NHKから問い合わせがあったが、「サラメシ」のスタッフではなく、別の番組からだった。残念ながら、まだ取り上げてもらっていない。さて、さて、もうすぐ昼飯時、仕事に頑張るために、今日は何を食べるか?
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その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/11/04 12:05
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