◎トヨタ 夜勤のみの勤務導入へトライ

 トヨタ自動車の労使が、工場で働く労働者で、夜勤のみの勤務とする――「常2直勤務」制度の導入に向けて議論し、8月末から10月までトライを実施しています。

 7月25日に行われた労使の「第2回仕事と育児の両立支援策推進に向けた専門委員会」の報告を、トヨタ労組の評議会ニュース(8月2日号)が伝えているものです。

 トヨタでは、工場の技能員は、1直(原則、午前6時25分~午後3時15分までの昼勤)、2直(原則、午後4時10分~午前1時までの夜勤)を1週間おきにくり返す2交代制です。

 トヨタは、子育てのためには夜勤が難しいとして、2013年に昼勤のみの制度を導入しました。今後、仕事と育児の両立させることが社会的に当たり前となり、女性技能員が増加することが予想されます。昼勤のみの労働者が増えることで、足りなくなる夜勤の労働者をどうするかが問題になります。

toyota 堤工場
(出勤するトヨタ労働者=豊田市の堤工場で)

 この日の労使の専門委員会では、子どもが小学校に入学後、1直時の登校までの対応や、2直時の夕食への対応ができず、退職をせざるをえないなどの状況が報告されました。

 会社からは、長い期間をかけて育成した女性技能員が、仕事と育児の両立の困難さを理由に退職するのをゼロにしたいなどとして、「常2直勤務」の制度化を検討したいと提案がありました。

 導入にあたって、問題点を洗い出すために8月29日から10月29日までの2カ月間(9週分)、高岡工場や田原工場などの塗装課や組立課などでトライを実施するとしています。

 トライの対象者は、初級技能職以上の正社員で、常1直勤務者と同一部内に在籍し、常2直勤務を希望する者としています。

 「常2直勤務」は、手当てが増える一方で、午後4時10分から深夜の午前1時までの勤務で、健康にたいする不安や家族とのふれあいをどうするかなど多くの問題が出そうです。
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職場は今 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/09/25 16:01
コメント
No title
ちなみに高岡の塗装だと、2直の定時は
0時40分です。

常2直だと、深夜勤務手当は増えるけど
時間帯手当が無くなるので、かなり増えると言う
イメージは無い。
来月の明細表で、シミュレーションしてみようと
思う。

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