◎週刊誌並みの厚さ、「TOWN WORK」西三河版

 最近の「TOWN WORK」西三河版(9月5~9月11日号)を名鉄知立駅で入手にして、週刊誌並みの厚さだと感じた。ページ数を見ると何と168ページもあった。

 他の県の2倍はありそうだ。愛知県は、製造品出荷額が2013年では42兆円余りで、37年連続日本1である。トヨタ自動車を中心にした自動車生産が集積した地域だからである。

 なかでも豊田市など西三河地方に、自動車工場と部品工場が集中している。その関連で、製造業だけでなく、流通や食品関係などにも幅広い求人情報が「TOWN WORK」に掲載されている。

 この求人の多さだけを見ると、「アベノミクス」の失敗による円高や株安などで景気が後退しているとは見えにくい。トヨタ関連では、豊田自動織機やトヨタ紡織、アイシン精機、アイシン・エィ・ダブリュの求人情報が掲載されている。

 このところ「TOWN WORK」で、一番目立つ裏表紙からトヨタ自動車の期間従業員募集が消えたと思っていたら、日研トータルソーシングという人材派遣会社が小さいながらトヨタ自動車の期間従業員を募集をしていた。

 目をひいたのは、「社員登用制度あり 2016年度計画500名」とあったことだ。「TOWN WORK」に、今年2月に掲載された広告では、2015年度は300人だった。200人増になっている。

タウンワーク アイシン・エィ・ダブリュ
(「TOWN WORK」に掲載されたアイシン・エィ・ダブリュの求人広告を見ると、「2015年度の登用実績679人」とあります)

 正社員登用は、アイシン・エィ・ダブリュの広告を見ると、「2015年度の登用実績679人」とあり、トヨタ自動車を上回る登用をしたことになる。2008年のリーマン・ショックでトヨタ自動車が6000人以上の期間従業員を雇い止めした後、どこでも正社員登用は激減していた。

 少子化による労働人口の減少で、人手不足は深刻になっている。そこへ東日本大震災の復興事業、20年開催の東京オリンピックの特需などが重なり、厚労省が8月30日に発表した7月の有効求人倍率は1・37倍になった。

 正社員登用が増えることは、大いに歓迎すべきことである。非正規労働者の割合が4割近くにもなるのは、異常なことだからだ。「雇用は正社員が当たり前」の社会をつくるのは、日本をまっとうな国にする条件の1つだからである。
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期間従業員 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/09/12 11:31
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