◎日本共産党94周年記念講演③ 「だまし討ち」の政治は長続きしない

 A 8月5日の日本共産党創立94周年記念講演会では、シールズの諏訪原健さん、ママの会の西郷南海子さん、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(東京大学名誉教授)の広渡清吾さんがあいさつしたというが、こうした人たちが、党の集会であいさつするとはすごいね。

 B 広渡さんは、「日本共産党が担われた役割はとても大きなものでした。市民運動の要請を正面から受け止め、野党共闘のために粘り強く取り組んでいただきました」とのべた。感動的だよ。

 A それにしても、安倍首相の参院選挙での“争点隠し”は、許せないね。志位さんが記念講演でのべたように、1国の首相が、“だまし討ち”のような手法で選挙をするなんて、あまりにも宰相としては器量が小さい。

 B 安倍首相は、投票日の翌日、7月11日の記者会見で、「いかにわが党の案をベースにしながら3分の2を構築していくか。これがまさに政治の技術」と公言した。

 A 日本共産党トヨタ自動車委員会のブログ「トヨタで生きる」でも、安倍首相の争点隠しをやっていたね。たとえば6月9日アップでは、自民党の「政策BANK」には、11ページの詳細な政策があるが、憲法については、「各党との連携を図り、合わせて国民の合意形成に努め、憲法改正を目指します」と最後に10行ふれているだけと指摘していた。

③安倍ポスター
(参院選では、「アベノミクス」など経済政策だけを争点にした安倍首相=自民党ポスター)

 B 朝日新聞は7月4日付で、前日の千葉市での演説(18分30秒)では、経済政策32%、地方創成15%、一億総活躍社会17%、民主・共産批判19%などで、憲法についてはまったく語らなかったというじゃないか。

 A 自民党の「憲法改正案」について、志位さんは記念講演で、「憲法9条2項を削除し、『国防軍』創設を明記し、海外での武力行使を無条件、無制限に可能にすることに安倍改憲の本丸がある」と指摘している。

 B 内閣改造では、安倍首相側近で、靖国神社を参拝し続ける稲田朋美衆院議員を防衛相にした。こんな人物をわざわざ防衛相に指名したために、中国や韓国は警戒している。緊張感を煽ってどうするのだろう。

 A 志位さんは記念演説で、「憲法9条という世界で最も進んだ恒久平和主義の条項をもち、30条にわたるきわめて豊かな先駆的な人権規定が盛り込まれているなど、日本国憲法が、世界で最も先駆的で豊かな内容をもっている」と訴えた。この憲法を破棄し、「国防軍」をつくって「海外での武力行使を無条件、無制限に可能にする」ような憲法にされたなら、戦前への道になってしまう。

③写真 トヨタ工場へ
(「豊田市平和を願う戦争展」では、トヨタ本社工場に模擬原爆が落とされたことの展示がありました)

 A 8月に開かれた「豊田市平和を願う戦争展」に行ったよ。「豊田とトヨタの戦争」の展示を見た。終戦前日の1945年8月14日に、軍需工場に指定されたトヨタ自動車の現在の本社工場が、米軍の標的になった。長崎の原爆と同型の核模擬爆弾・パンプキン3発が、本社工場と周辺に落とされた。

 B 戦争が続いて、もし原爆が落とされたなら、今の世界1のトヨタなどはなかったね。乗用車は、平和であってこそ生産できるんだ。安倍首相が描く改憲は絶対に許してはならないよ。
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日本共産党 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/09/10 07:59
コメント
憲法を守ろうと言いながら、一条に関しては、いつかは改憲を狙っているのに矛盾を感じます。
天皇は、恒久に日本の象徴ですって共産党が、声高らかに宣言したら、共産党の発言にも、耳を傾けるんだけどなぁ。
No title
共産党「長年支援し続けていた都知事候補の宇都宮さんを野党共闘の名の下で騙し討ち同然に引き下ろしたことは黙っとこ」

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