◎日本共産党94周年記念講演① 希望を持ったね

 日本共産党は8月5日に、党創立94周年記念講演会を開きました。志位和夫委員長の講演「野党と市民の共闘と日本の政治の展望」は、これからの日本の政治のあり方を示す、希望あふれたものでした。党のホームページで視聴した2人が語り合いました。

 A 視聴する前は、参院選挙の結果にがっかりしていた。もっと日本共産党は伸びると思っていた。共闘した相手の民進党の岡田克也代表も、改憲勢力(自民党、公明党、おおさか維新の会など)に3分の2を取らせないと言っていたのに、とられてしまったし。でも、野党共闘の見方がよくわかったよ。
 B 自分もそうした“がっかり感”はなくなったよ。野党共闘は、32ある1人区が中心だった。愛知県では、民進党などと競い合う関係だったから、よく見えなかった。

 A 確かにね。隣の三重県は1人区で、野党統一候補の民進党現職の芝博一さんが自民党に勝った。ネットで見たが、芝候補の街頭演説会は、民進党、日本共産党など野党と市民連合が「みんなのための政治を、いま。」というプラカードを持って集まった。ピンクのプラカードが街頭を埋める様子に、びっくりした。政治を変えようという熱気が、びんびん伝わったよ。
 B 志位さんは記念演説で、「安保法制廃止、立憲主義回復、安倍政権打倒」という共通の大義を掲げてたたかいぬき、11の1人区でかちとった意義はきわめて大きい、と語っていたが、その通りだと思った。

①写真 三重 野党統一
(三重選挙区で「みんなのための政治を、いま。」をかかげる人々=ネットから)

 A 確かにね。「『1+1』が『2』でなく、それ以上になる“共闘効果”が発揮された」とのべているが、納得できた。安倍首相が「重点区」とし、公示後に遊説に入った1人区では、「2勝9敗」だったというしね。
 B 今度の参院選全体を大きくとらえることが必要だと思うよ。

 A 大きくとらえるということで言えば、国政選挙での野党共闘は、志位さんが語っているように、戦後初めての「かつてない画期的な出来事」だったね。
 B まず、そこをしっかりおさえる必要があるね。志位さんは、「日本共産党は、1961年に綱領路線を確定して以降、一貫して統一戦線によって政治を変えることを、大方針にすえてきました」とのべている。これまでは、京都府や東京都、名古屋市など地方自治体での共闘はあったが、国政レベルではごく一部を除き、社民党の前身の社会党との間では、最後まで共闘できなかった。

 A そうか。社民党だけでなく、これまで考えられなかった民進党とも共闘ができたんだ。志位さんは、シールズやママの会、学者の会など新しい市民運動に背中を押されて野党共闘が前進したとのべている。
 B 野党共闘が国政を動かす時代になったんだよ。戦後初めてということを、しっかり頭に入れないと、時代が見えないんだね。

記念講演パンフ
(日本共産党創立94周年記念講演会での志位和委員長の演説を全文収録したパンフレット)

 A 投票日前のメディアの議席予想では、日本共産党は伸びると書いていたから、これに影響されてしまったということか。
 B 浮かれて、支持を訴えることに手抜きしたらだめだ。メディア予想に一喜一憂しないのが選挙の鉄則だよ。自民党の石破茂・元幹事長さえ、「歩いた数だけ、握手した数だけしか票はでない」と言っている。

 A 確かに、日本共産党は改選3議席(6年前の2010年)から6議席(比例5議席、選挙区1議席=東京)へ倍増になったんだ。比例代表の得票も356万票から601万票へと大きく伸びた。
 B 3年前の前回13年の参院選では、8議席(比例5議席、選挙区3議席=東京、大阪、京都)を得たから物足りないかもしれないが、比例の得票は515万票だった。今回は、それより86万票多い。少し長い目で見ると、2000~10年ころは、メディアは“自民か、民主か”と煽り日本共産党を蚊帳の外に置いていた時代だった。今回の参院選挙では、野党共闘の一角を担った日本共産党と志位さんのメディアへの出番は多かったね。

 A それを生かすだけの自分たちの力が、まだ足りなかったということか。
 B そうだ。安倍政権と対抗するにも、もっとみずからの力をつける必要があることを痛感した選挙だったよ。

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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/09/08 08:42
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