◎記者の誇り、沖縄のマスコは県民のもの

 安倍政権が米軍のために強行している、沖縄県東村高江のヘリパッド建設。県民が連日、抗議行動をくり広げています。その行動に連帯した沖縄マスコミ労働組合協議会(沖縄マスコミ労協、新聞、テレビ、ラジオ12社の約650人が参加)の副議長のあいさつは感動的です。

 あいさつしたのは、沖縄マスコミ労協の大矢英代副議長です。琉球朝日放送の記者です。あいさつの様子がユーチューブの動画に投稿されています。大矢記者は、あいさつの冒頭で、千葉県出身で3年有期の契約社員として入社したことを明らかにしています。

 正社員化の運動をしてきた組合の力で、現在は正社員になったことや、沖縄のことを何も知らなかったなかで、取材するうちに県民の側にたった報道を痛感したことなどを語りました。そして、次のように記者としての姿勢を語りました。

沖縄マスコミ労協 大矢副議長
(あいさつする沖縄マスコミ労協の大矢副議長=ユーチューブから)

……
 私たち(沖縄)マスコミ労協は、あらゆる戦争につながる原稿は書かないことを約束します。戦争のためにカメラを回しません。戦争のためにペンは取りません。戦争のために輪転機を回しません。

 71年以上前、先輩たちが犯した過ちは2度とくり返しません。そんな思いで沖縄の記者たちは、日々現場に立っています。それを支えているのは沖縄のみなさんです。

 沖縄のマスコは県民のものです。民(たみ)のものです。
……

 まだ、若い女性記者です。原稿を用意せずに、こんな格調高いあいさつができることに驚きます。拍手する県民の後ろには、県民を排除する構えの警備員らが映っています。

 安倍政権の権力を使ったマスコミ操作、分断、圧力で、新聞社やテレビ局は、政権批判のトーンを落としています。高市早苗総務相の電波停止発言は露骨で、参院選報道の時間は激減。党首討論会はわずか1回しかなく、争点が明らかにならないなかで投票日を迎えました。

 新聞、テレビ局幹部の安倍政権を忖度した経営姿勢のなかで、現場の記者が萎縮しているのが現実です。そうしたなかで、「沖縄のマスコは県民のものです。民のものです」と語った大矢副議長のあいさつは、全国の記者を励ますものでしょう。ユーチューブのアドレスは次の通りです。

https://www.youtube.com/watch?v=_XCKn1W0m5U&feature=youtu.be

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沖縄 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2016/09/07 08:27
コメント
No title
共産党「沖縄県はマスコミも警察もいっしょになって翁長知事陣営の違法行為を隠蔽してるのは黙っとこ」
共産党「基地反対運動の事務局が外国人だったり県外人ばっかりなのも都合が悪いから黙っとこ」
共産党「げぇっ!マスコミの代表が県外の千葉県出身だって書いちゃったぞ!誰だこんな記事を今日ブログにかいたの。」
No title
コメント者が隠したい事実
沖縄県民がどうなろうと、関係ない。戦前も、今もアメリカと政権の犠牲になること、黙っとこ。どうせ、沖縄県民のこと。
No title
沖縄のマスコミには報道されてませんでしたがケネディ米大使への暴行事件がキャンプシュワブ内で行われていたそうです。これが表沙汰になるとさすがに日米関係に亀裂が入る為沖縄の2紙は何も報道しなかったようですね。
No title
共産党って翁長知事の支持の為なら翁長知事の支持母体が推進してる沖縄の米軍基地新設は黙認したりと政治的利益の為なら沖縄県民の犠牲なんてスッパリ無視してますよね。

いつになったら翁長知事による米軍基地新設に反対するのかな?
No title
「のりこえネット」という団体では高江での反対運動をすると
5万円を支給するという太っ腹な企画をやっているそうです。
県外者がドンドン増えるわけですね。

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