◎歴代クラウン東京へ走行 ホンダはNSX復活

 8月26日付の新聞各紙は、自動車業界の2つの話題を大きく取り上げ、目をひきました。

 トヨタ自動車は、高級車のクラウンが1955年の初代の発売から60年になったのを記念して25日、クラウンが生産しているトヨタ元町工場(豊田市)から、東京・代官山まで歴代のクラウンが走るイベントが始まったというニュースです。

 ホンダは、高級スポーツカー「NSX」の新型を約10年ぶりに復活させ、発売を始めたというニュースです。ホンダは、2370万円もする「NSX」の全面広告を打つという力の入れようです。

初代クラウン
(1955年に発売された初代のクラウン)

 クラウンは、初代の車から、「いつかはクラウン」のCMで売り出した7代目までの26台。29日に代官山に着くとしています。25日は、元町工場で式典が開かれ、豊田章男社長や元町工場の労働者ら約3000人が参加しました。

 現在、元町工場で生産されているクラウンは、12年12月に販売を始めた14代目。クラウンは、これまでに国内で約530万台販売されたといいます。

 知人もクラウンの中古を乗っていましたが、現在、乗っているのはプリウス4代目。クラウンは珍しくなくなったとはいえ、400~600万円ほどもするクラウンは、やはり庶民にとっては高嶺の花です

 7代目は、バブル経済真っ盛りの1983年に発売されました。80年代は、ニューヨークの高層ビルを日本企業が買い漁った時代で、金がすべてでした。バブルは崩壊し、日本が「失われた20年」といわれて久しくなります。

ホンダ NSX広告
(ホンダの新型NSXの新聞全面広告)

 2日前のブログにも書きましたが、16年度の国内新車販売は500万台を切りそうです。しかも軽自動車の販売が年々伸び、4割前後にまでなっています。そうしたなかで、高級車はどうなるのか?

 「2000万円以上の高級車の日本での市場は年間400台程度と富裕層に限られ、新型NSXも事業の収益性は低い」(日経新聞、26日付)といいます。それでもホンダは、あえて高級スポーツカーを復活させました。

 NSXの復活も、歴代クラウンがそろって代官山まで走るのも、国内高級車市場を活性化したいという願いがこもっているのでしょうが…。
スポンサーサイト
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/08/27 19:02
コメント

管理者のみに表示