◎ケプラー殺人事件?

 このブログで、名古屋市・伏見にある名古屋市科学館のプラネタリウムを紹介したことがあります(7月24日アップ)。プラネタリウムを見てから宇宙に病みつきになり、NHKのBSで放送された「天文学史上最大のスキャンダル? 知の怪人・ケプラーの真実」(8月11日)を見ました。

 17世紀のチェコの天文学者、ケプラーといえば、「惑星は、太陽をひとつの焦点とする楕円軌道上を動く」というケプラーの法則で有名です。後のニュートンやアインシュタインに大きな影響を与えました。

 そのケプラー、自身の先生で、世界最高の観測データを持っていた天文学者ティコ・ブラーエを殺害し、データを盗み出したという疑惑が生じました。

 2010年、チェコ政府の許可のもと、学者らがブラーエの墓を掘り返し、遺体に残っていたヒゲを採取して厳密に分析。水銀が検出された…。まるでミステリーを読むような展開になります。

ケプラーの「夢」
(NHK・BS「天文学史上最大のスキャンダル? 知の怪人・ケプラーの真実」から)

 番組でもっともひかれたのが、ケプラーが晩年に書いた「夢」という作品です。月旅行について書いており、「最古の本格的SF小説」ともいわれています。番組では、「夢」を素晴らしいアニメで描いています。

 少年が、月面から地球を眺めています。青い、青い奇跡の地球。空気は澄み、海はどこまでも青かったでしょう。地球から月を見るのと比べ、月から地球を見ると、地球は月の15倍の大きさで見ることができるといいます。

 17世紀のケプラーは、その大きさも正確に知っていたといいます。その少年が17世紀ではなく、21世紀の地球を月から眺めたら、どう思うでしょうか?

 地球は、急速な乱開発と温暖化などで、地肌は17世紀より荒れはて、疲れた表情を見せているのではないでしょうか? さらにアメリカなど有志連合によるシリアのISなどへの空爆、相次ぐテロ事件…少年の「夢」は破れてしまいそうです。

 ケプラー殺人事件の真相より、そちらに興味が向きました。ケプラーは犯人? いいえ、無実でした。

               ◇

 この記事は、8月26日にアップの予定でしたが、都合により前日にアップしました。
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その他 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/08/25 17:46
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「ロシアなどの支援を受けるシリアのアサド政権が毒ガスを百回以上も自国民に対して使用する虐殺行為をしてて有志連合はそれを食い止めようとしてるのは黙っとこ」

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