◎豊田市で平和を願う戦争展 1100人が参加

 第29回豊田市平和を願う戦争展が、戦後71年目の8月20(土)、21(日)の両日、豊田市産業文化センターで開かれ、約1100人が参加した。豊田市民の8月の平和の行事としてすっかり定着した。

 例年の「豊田とトヨタの戦争」の展示に加え、戦争体験を聞く会や愛知県平和委員会事務局長の矢野創さんの「隠された愛知の軍事産業の実態」の講演など、例年以上に興味深い内容になった。

戦争展1


 参加者も子ども連れの若い人が目立った。展示を見たり、資料や関連書籍のコーナーでは座り込んでじっくり見ている人が多い。

 矢野さんの講演は、私にとって衝撃的だった。工業出荷高日本1の愛知県は、モノづくり大県・愛知と言われてきたが、兵器づくり大県でもあるということだ。国産旅客機MRJで有名な三菱重工だが、愛知県はF15戦闘機やF35の生産、修理などの中心になっている。

戦争展2
(愛知県平和委員会事務局長の矢野創さんの講演。以下は、矢野さんのスライドから)

 ほかにも小火器を作っている豊和工業、砲弾をつくる日油、新日鉄住金も潜水艦様の鋼板、トヨタも大型の特装車をつくっている。

 2014年4月、安倍内閣は、軍需産業の育成のために、武器輸出3原則を「防衛装備移転3原則」に変える閣議決定をした。武器輸出の原則禁止をはずしたのだ。

戦争展3

戦争展4


 戦争法(安保法制)を強行し、参院選で自民党、公明党など改憲勢力が3分の2を占めたもとで、軍需産業は一大産業にふくれあがるのではないか、という危惧を持った。

 それに合わせ日本の軍事費も増えている。5兆円を突破したといわれるが、予算は単年度方式なので、総額がどれくらいなのかわかりにくくなっているという。今は5年ローンでアメリカから兵器を買っているが、これを安倍政権は10年にしたいと考えている。衝撃的な事が多かった。もっと知らねばと思う。

戦争展5


 同時開催で、ミニコンサートやアニメ「はだしのゲン」の上映会が行われていて、こちらも多くの親子連れが参加していた。平和を願う市民の思いは、いっそう強くなっていると思った。
スポンサーサイト
戦争と平和 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/08/23 12:01
コメント
No title
「韓国や中国などの近隣諸国が軍事費を日本以上に激増させてる事は黙っておかないと…アジアに占める日本の軍事費の割合が年々落ちてるのは隠さなきゃ。」
「中国や韓国が兵器の輸出大国なのも絶対に隠さないと国民を騙せなくなってしまう…。」
No title
「ちゅ、中国様の軍事費が日本の3倍以上に膨らんでいるのは絶対に隠さないと!!バレたら日本の軍事費は足りないくらいとバレてしまう!!」

中国の習近平政権は全国人民代表大会(全人代)に、経済成長率の目標を上回る、前年比7.6%増の約9543億5400万元(約16兆7千億円)という今年の国防費を提示した。

 李克強首相は演説で、東・南シナ海での勢力拡張を念頭に、「海洋強国を建設する」と強調し、「軍事闘争への備えを統一的に進める」と述べた。
安保法案賛成派=平和を願わない人達・戦争をやりたい人達
って考えを、共産党支持者は、改めてもらいたい。

管理者のみに表示