◎豊田市平和を願う戦争展 20、21日に産業文化センターで

 戦後71年。今年も戦争展の季節が来た。「第29回豊田市平和を願う戦争展」(実行委員会主催)が8月20(土)~21日(日)、豊田産業文化センターで開かれる。1998年に、180人で始まった戦争展は、昨年は1100人が参加するなど、平和を求める豊田市民のなかに着実に根付いてきた。

 豊田市は、終戦前日の1945年8月14日、軍需工場に指定されたトヨタ自動車の現在の本社工場が、米軍の標的になった。長崎の原爆と同型の核模擬爆弾・パンプキン3発が、同工場と周辺に落とされた。

 それだけに、戦争展では毎年、「豊田とトヨタの戦争」をテーマに展示されてきた。今年も、B29墜落地や陸軍弾薬庫跡、トヨタ疎開工場跡など数多くのものが展示される。

 トヨタの故・豊田英二・元社長は、戦争展のことを知り、核模擬爆弾を投下したB29の機長・ボック氏の手紙や資料、写真を実行委員会に提供し、すべてを公開することを了解した。

 トヨタと関連の30万人以上のみなさんに、ぜひとも戦争展に足を運んでほしいと思う。

2015年豊田戦争展
(昨年の「豊田市平和を願う戦争展」)

 ほかにも、戦争体験を聞く会や愛知県平和委員会事務局長の矢野創さんの「愛知の兵器づくり」の講演などが行われる。同時開催として、平和コンサートやアニメ「はだしのゲン」が上映される。

 豊田の戦争展に先立って、愛知県レベルの「あいち・平和のための戦争展」が8月11日(木)~14日(日)まで名古屋市公会堂で開かれる。

 パソコン、スマホなどの検索で、「豊田市平和を願う戦争展」を入力すると、豊田戦争展のくわしい内容を知ることができる。
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戦争と平和 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/08/07 09:03
コメント
No title
半世紀以上も前の事ではなくトヨタ戦争から現在のISISまでの戦争の道具としてのトヨタ車の事を展示しては?

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