◎何と損失5兆円超! 年金運用
今年正月の財界の賀詞交換会。トヨタ自動車の豊田章男社長は、メディアの質問に応え、今年の日経平均株価の予想は2万3000円とボードに書きました。円相場は、具体的数字は書かず、「安定」としました。
年初の日経平均株価は、1万8000円台でスタートしましたが、8月1日現在で1万6635円です。トヨタの株価も7337円(1月4日)から5797円(8月1日)へと大きく下落しています。
世界のトヨタの社長でも、株価や円相場は予想が難しいものです。

(今年の日経平均株価を予想する豊田章男社長=16年1月のテレビ朝日系から)
公的年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が、2015年度の決算で5兆数千億円にのぼる巨額の運用損失を出したことが先月、明らかになりました。
安倍政権は14年秋から、12%(+-6%)だった国内株式の比率を25%(+-9%)に引き上げ、外国株式と合わせて株式運用を50%に倍増させました。
その結果、15年7―9月期に、四半期ベースで過去最大となる7兆8899億円の損失を計上。16年1―3月期も大幅損失を出したとみられていました。
赤字は、10年度以来5年ぶりです。「アベノミクス」で、株高をつくるために、危険な株式運用を倍増させ、巨額損失を生み出した安倍政権の責任は重大です。
年金積立金は、国民が払った保険料です。少ない年金で、四苦八苦の暮らしをしているお年寄りが大部分です。GPIFは、安定的に運用するのが当然です。
高リスク、高リターンと、まるで博打のように運用し、損失が出れば、年金削減や保険料引き上げで国民にツケ回しをするなどは許されないものです。

GPIFが2015年3月時点で保有していた国内外の株式・債権の銘柄や時価総額は、表のようです。時価総額トップは、トヨタの1兆5499億円です。年金積立金で大企業の株式を買い支えていることがわかります。
年初の日経平均株価は、1万8000円台でスタートしましたが、8月1日現在で1万6635円です。トヨタの株価も7337円(1月4日)から5797円(8月1日)へと大きく下落しています。
世界のトヨタの社長でも、株価や円相場は予想が難しいものです。

(今年の日経平均株価を予想する豊田章男社長=16年1月のテレビ朝日系から)
公的年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が、2015年度の決算で5兆数千億円にのぼる巨額の運用損失を出したことが先月、明らかになりました。
安倍政権は14年秋から、12%(+-6%)だった国内株式の比率を25%(+-9%)に引き上げ、外国株式と合わせて株式運用を50%に倍増させました。
その結果、15年7―9月期に、四半期ベースで過去最大となる7兆8899億円の損失を計上。16年1―3月期も大幅損失を出したとみられていました。
赤字は、10年度以来5年ぶりです。「アベノミクス」で、株高をつくるために、危険な株式運用を倍増させ、巨額損失を生み出した安倍政権の責任は重大です。
年金積立金は、国民が払った保険料です。少ない年金で、四苦八苦の暮らしをしているお年寄りが大部分です。GPIFは、安定的に運用するのが当然です。
高リスク、高リターンと、まるで博打のように運用し、損失が出れば、年金削減や保険料引き上げで国民にツケ回しをするなどは許されないものです。

GPIFが2015年3月時点で保有していた国内外の株式・債権の銘柄や時価総額は、表のようです。時価総額トップは、トヨタの1兆5499億円です。年金積立金で大企業の株式を買い支えていることがわかります。
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今日「トヨタの株式配当や高い株価は年金生活者を支えてる」
共産党上層部の記事原案を投げる部署は壮絶な意見対立で
党内の意見をろくに纏められない末期的な状況にあるようです。
いんぶん赤旗の一面は戦中の大本営発表のように
現実とは真逆の都知事選大勝利と言った記事が上る始末。
このブログの投稿を担当する人は記事の内容を考えず
無心で上からの指示に従っているのでしょう。
赤字だと党をあげて批判、黒字だと徹底的に隠蔽、すごいもんですね。