◎身近になった人工知能

 スマホでメールするさい、指で文字を打っていたら? 時代遅れです。文字入力のそばにマイクの印があります。音声で入力すべきです。

 「今日は突然の残業で、家に帰るのは9時ころになります」

 これくらいの文章なら、ほとんど100%の確率で音声を文章に変換してくれます。実は、人工知能が文章化してくれているのです。このことを知ったのは、『「超」整理法』などの著作で知られる野口悠紀雄氏の近著『人工知能が助けてくれる! 話すだけで書ける究極の文章法』(講談社)です。

野口


 野口氏は、音声入力について、要旨、次のように書いています。スマホに音声認識機能が収納されているのではなく、インターネットを通じてアップルやグーグルのコンピューターにつながり、そこで解析されて文字のテキストに変換され、ネットを通じて自分のスマホの画面に表示される…。

 野口氏は、この本もスマホの音声入力を使って書いたというから驚きです。人工知能が私たちの生活のなかにどんどん入りこんでいます。そういえば新聞、テレビ、雑誌、本などで人工知能のことを書いたり、放送したりすることが増えました。

 将棋や囲碁では、人工知能がプロ棋士を負かせています。芸術の分野にまで進出しています。画家・レンブラントの「新作」まで登場しています。レンブラントの作品を3Dスキャンし、構図、筆致、色使いを解析し、「新作」を人工知能を使って描かせるというからビックリです。

 自動車の自動運転も目の前に来ているようです。これも人工知能技術が欠かせないものです。IT技術の巨人、グーグルがプリウスを使って自動運転の走行実験を続けています。

 自動車メーカーは、うかうかできない時代です。トヨタ自動車は昨年11月6日、「人工知能技術」の研究・開発を目的にした新会社、「トヨタ リサーチ インスティテュート」をアメリカに設立すると発表しました。

 今年1月に、シリコンバレーにつくり、5年間で10億ドル(約1200億円)を投入するといいます。人工知能技術が次世代車を左右するからでしょう。身近なところにも人工知能技術が急速に広がっています。まず、スマホで音声入力してみませんか。
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自動車技術 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/07/27 07:03
コメント
No title
でも、A3用紙一枚にQCストーリーに則り(QC七つ道具を用いて)、ウソをまことのように描写するところまでは、現段階では、できませんね。
No title
googleの自動運転の技術はアメリカのDARPA国防高等研究計画局という米軍関連組織のチャレンジ企画で優勝した人が中心になっているそうですね。
アップルの人工知能siriの技術を産み出したSRIという会社もDARPAから150億円以上の補助金を受けて人工知能を産み出したそうです。
軍事技術の開発の恩恵をスマホ業界だけでなくトヨタなど自動車業界も受け取るようですね。

なお、皆さんが音声入力などをした情報はGoogleやAppleなどに送られ情報を人工知能で分析され
入力した内容を反映して広告を表示するだけでなく色々な事に使われます。

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