◎関電・高浜原発 差し止めは続く

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働を大津地裁の山本善彦裁判長は6月17日、ふたたび認めませんでした。関西電力が今年3月9日に運転差し止め仮処分をした大津地裁に、執行停止を求めていましたが、同裁判長はこれを却下しました。

 山本裁判長は、福島原発事故の「原因究明が完遂したと認めることができず、新規制基準に従って設置変更許可を受けたことそれ自体によって安全性が確保されたとみることはできない」と指摘しました。

 その上で、新規制基準に依拠し規制が具体的にどのように強化されたのか関電に立証を求め、執行停止の申し立てには理由がないと退けました。山本裁判長は、福島原発事故の原因はまだ明らかにされていないとの立場を明確にしました。

 井戸謙一弁護団長は「裁判長の安全性への考え方は微動だにしていない」とのべ、原告団長の辻義則さん(69)は、「県民や全国の脱原発を願う人の期待にしっかり応えるものになっている」と語りました。

50 高浜原発
(関電高浜原発=福井県高浜町、グーグルアースから)

 この日は、東京の国会議事堂前をはじめ、全国各地で毎週金曜日の原発ゼロの行動が行われました。国会前の行動は2012年3月29日に始まり、この日でちょうど200回目。約800人が「再稼働反対!」「原発いらない」などとコールしました。

 名古屋市の関西電力東海支社前でも、国会議事堂前に続いて毎週金曜日の行動が続いています。大津地裁の判断を喜び合うとともに、原発ゼロへ向けてコールしました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員が東京から駆けつけました。同党のすやま初美参院愛知選挙区候補も、「NO NUKES」を掲げてコールしました。
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原発ゼロへ | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/06/18 10:06
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「原発支持」に転換する米環境団体
http://m.jp.wsj.com/articles/SB11715478495720544299904582133750359614354?mobile=y
米国で最古参の大手環境団体のシエラ・クラブは、既存のすべての原発を政府の運転許可期間より前倒しで閉鎖することを支持するという長年の立場を放棄するか否かについて議論している。シエラ・クラブの指導部は、同団体が石炭や天然ガスを使用する発電所の閉鎖を訴えるなか、既存の原子炉が再生可能燃料に転換する際の仲立ちや代替的エネルギー源になるとみている。


シエラ・クラブを取り扱った直近の赤旗記事は↓こちら
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-08/2016060807_02_1.html

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