◎最高益のトヨタに5500億円もの減税とは

 日本共産党の志位和夫委員長は5月22日(日)、名古屋駅前での街頭演説会でアベノミクスの破たんについて解明したなかで、安倍政権は、豊田市に本社、工場が集中するトヨタ自動車1社に5500億円も減税することを明らかにしました(ブログ「トヨタで生きる」、5月23日アップ)。

 減税の内容は公表されていませんので、あくまでもトヨタの決算データや財務省の報告書などにもとづく試算です。しかも、トヨタの子会社の決算のなかには非公表もあって試算できず、実際にはこれ以上の減税の可能性があります。

 この5500億円の減税の試算内容は、次のようです。

 (1)この間の税率引き下げの効果=2200億円 
歴代自民党政権は、大企業が圧倒的に恩恵を受ける法人税の引き下げを続けてきました。財務省が作成した表のように法人税の実効税率は下がり続けています。民主党政権時代の減税や、安倍政権が来年以降実施する予定の減税も含めると、実行税率は9.8%も低下します。

 トヨタの税引前利益(2016年3月期決算) 2兆3126億円×9.8%=2200億円

30 法人税率推移 財務省
(財務省資料から)

 (2)研究開発減税などの租税特別措置=1200億円
 (13、14年度の財務省の報告書のデータから)
 参考資料として、ブログ「トヨタで生きる」を参照してください。
http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-1877.html

 (3)受取配当益金不算入の効果=2100億円 (トヨタの有価証券報告書から試算)
 参考資料として、ブログ「トヨタで生きる」を参照してください。
 http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-1414.html
 (「豊田社長「5年間税金を払っていなかった」――専門家に分析してもらいました」 2014年5月20~24日までの5回シリーズです)

 (1)の2200億円、(2)の1200億円、(3)の2100億円を足すと5500億円になります。
 このほかに、連結納税の影響がある可能性がありますが、子会社の決算データが非公表のため試算は不可能です。

志位 名古屋 20160522
(名古屋駅前で演説する志位和夫委員長=5月22日)

 国民には消費税の増税を押し付ける一方で、トヨタのように最高益をあげる大企業には減税するとは、到底、納得できないものです。志位委員長は、名古屋駅前での演説で次のように強調しました。

 「30万人分の認可保育園をつくるために必要なお金は5000億円です。トヨタ一社分の減税をただしただけで可能となります。大企業への減税の大盤振る舞いをやめさせ、富裕層に応分の負担を求め、暮らしを支える財源をつくっていきましょう」
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決算・経営計画 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2016/05/30 09:32
コメント
No title
共産党の印象操作テクニック「部分抜粋」

事例)
Aさんの家は10人家族
Bさんの家は2人家族

この度1人辺り1万円が支給されることになりました

共産党の報道
→Aさんの家はこの財政難の最中10万円も受け取っています!
Aさんの家への支給を無くせばBさんのような家5世帯に配ることが出来ます!
No title
事例2)
大企業の法人税が30%から20%に
中小企業の法人税が20%から15%に
それぞれ下がりました

普通の報道
→企業の法人税が下がりました

共産党の報道
→大企業の法人税が10%も下がりました、政府は大企業が圧倒的に恩恵を受ける減税措置をとっています
トヨタで生きる?

ブログ名を変更してください。

トヨタをたたく!とかどう?

No title
優越的な地位にある大企業と親会社の意のままにならざるを得ない中小企業の違いもわからないのですか? 下請け法を勉強してください。http://www.jftc.go.jp/shitauke/shitaukegaiyo/gaiyo.html
No title
共産党の親会社と下請けの構図

党本部の食堂は党からお金が出て材料費だけの負担で食堂を利用できる。
http://go2senkyo.com/articles/2016/05/08/18367.html
これらの食堂スタッフの人件費設備費光熱費等々は全て下請けの全国支部からのお金で賄われている。

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